眠っている赤ちゃんの呼吸と動きをスマートスピーカーにモニタリングさせるスキル

  • author Andrew Liszewski - Gizmodo US
  • [原文]
  • はらいさん
眠っている赤ちゃんの呼吸と動きをスマートスピーカーにモニタリングさせるスキル
Image: University of Washington

スマートスピーカーがあれば子供が寝ている様子だって確認できますよ。

赤ちゃんが生まれて数ヶ月は、きっとどんな親だっていろいろなストレスや不安に悩まされることでしょう。果たして赤ちゃんはちゃんと眠れているのか?寝返りを打った際ベッドから転げ落ちたりしていないか?ちゃんと呼吸ができているか?(恐ろしいことに、乳幼児は予兆なしに呼吸が止まり、そのまま死亡する事例があるのです...)などなど心配になることも多いと思います。

ですが、これからはそういった不安が少しばかり減るかもしれません。なぜならワシントン大学の研究者たちがスマートスピーカーを使って乳幼児の睡眠をモニターできる機能を考案したからなんです。それも、今持っているスマートスピーカーを買い換える必要もなくこの機能が使えるんです。

スピーカーの反響音が大事な役割を果たす?

ワシントン大学の調査によると、スピーカーに内蔵されているマイクや無線通信機能を使ってスマートスピーカーをモニター機器として使えるとのこと。研究チームが開発した通称"BreathJunior"は、まず最初に部屋中をホワイトノイズで満たすところから始まります。ホワイトノイズとは、様々な周波数が組み合わさった音で、「シューッ」という音が特徴です。また、ホワイトノイズは眠りの妨げになる雑音をカバーしつつ、赤ちゃんが快適に眠れる手助けをしてくれるそうです。

スマートスピーカーから発せられたホワイトノイズは、部屋にある家具や赤ちゃんを識別しながら最終的に反響音として内蔵マイクが捉えます。先ほど登場したソフトウェアBeathJuniorは、ホワイトノイズのパターンを事前に把握しているため、ホワイトノイズが発する反響音が通常と異なるパターンだった際に子供の動きを認識するのです。つまり、反響音だけで子供の動きが分かるのです。

Image: University of Washington

研究者たちによると、幼児のわずかな呼吸の違いを検出するのは難解とのこと。さらに赤ちゃんは呼吸をする際、成人と比べて胸の動きが機器とても小さいため検出するのが難しいそうです。ですが解決策としては、より多くの内蔵マイクを搭載したスマートスピーカーを使うことにより、反射音の認識の精度と正確さが増して子供が部屋のどこで眠っているかさえ分かるようになるそうです。

プロ用にも負けない?

病院で使われているプロ向けの呼吸モニターと比較するため新生児特定集中治療室にて実際にBreathJuniorを搭載したスマートスピーカーを使用した結果、赤ちゃんの呼吸数を検出できただけでなく、無呼吸などの呼吸パターンさえ検出することも可能だったそうです。この機能は理論上、Amazon EchoやGoogle Homeなどのスマートスピーカーにソフトウェアをインストールすることで使用できるようになると思われます。

これからは幼児のモニター機器にお金を使う必要が本当になくなるかもしれません。テクノロジーが医療や生活の質のレベルを高めてくれるって本当に素晴らしいことですよね。

Image: University of Washington

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