ゴミ箱を、臭いとの付き合い方をアップデート。
ペダルが付いたり、センサーで自動で開いたり。ゴミ箱ってここ数年で「ゴミを捨てる」手前の動作はちょっとスマートになってきました。でも、「ゴミを保管する」というメインの部分に関しては、太古から変わっていませんよね?
まぁ、ゴミ箱の用途なんてゴミを出すまでの間一時保管、いわゆるテンポラリ。テクノロジーの介入もまぁその辺りまでで十分ですよね。
…なんて思ってたんだけど、ごめん、ゴミ箱アップデートした。
ゴミ臭を根っこから抑える
「CLEAN BOX」は、庫内を冷やすことで臭いを断つという、臭いに対して新たなアプローチを行なうゴミ箱です。BOXの内は-10度に冷やされていて、INされたゴミももれなく冷え冷えになり、匂いの発生を抑制できるとのこと。-10度なら虫も寄らないでしょう。

CLEAN BOXは週2回のゴミ回収までに溜まる「匂いゴミ」を想定した17Lとなっています。内カゴが汚れても本体から取り外して、丸洗いOK。20Lの既成袋がそのまま取り付けられます。
電気代は1カ月1000円程度

内部構造はこんな感じ。なるほど、底にコンプレッサーが仕込まれていて、金属フレームを伝わって冷やしているんですね。平均消費電力は50W、1kWh単価27円で計算すると1カ月での電気代は約971円ほどなので、ランニングコスト的にも悪くなさそう。
また、ベビーベッドの近くなどに置いても気にならないレベルの静音性も確保されているとのこと。ああ、そっか。生ゴミだけじゃなくて、赤ちゃんのオムツの匂い対策にもいいのか! 他にも、ペット用のゴミ箱としても良さそうですね。キッチン以外にも活躍の場は広そうだ。

カラバリはブラック、ホワイト、ブルーの3色で価格はそれぞれ4万8180円(税込)となっています。現在100台限定で予約販売中(公開現在、在庫あり)となり、12月末頃から注文順で順次発送とのこと。
さすがにふつーのゴミ箱と比べると高価で、どっちかというと家電ジャンルな存在なのかもしれませんが、「匂い」に対して薬品でもない、芳香剤でもない、もうひとつのアンサーとしてどうぞ。
Source: CLEAN BOX