ピッカピカじゃないかもだけど、プレミア価格?
11月20日にテキサス州にあるボカ・チカ飛行試験場にて、爆発して天蓋がフっ飛んだSpaceXの新ロケットプロトタオプ=Starship Mk1。あれは圧力試験で液体酸素を燃料にしたために起こった事故ですが、SpaceX的には想定の範囲内だったのだそうな。でもMk1の実験は、あれで公式に終了してしまったのでした。
一方で、イーロン・マスクの電動自動車メーカーTeslaからは明るいニュース…つまり近未来型EVのCybertruckが発表されました。このボディーとデザインについて、イーロン兄貴がいつもの鬼ツイートをしている中、ファンからのとある提案がありました。
Reason Cybertruck is so planar is that you can’t stamp ultra-hard 30X steel, because it breaks the stamping press
— Elon Musk (@elonmusk) 2019年11月24日
Cybertruckがあんなに平面的なのは、ウルトラ・ハードな30X鋼板をプレスできないからなんだよ。プレス機の方が壊れちゃう
さすが火星行きのロケットStarshipのボディーに選ばれただけのことはありますね。そんな鋼板をロケット型にプレスするのも大変な労力かと思われますが。
PLEASE tell me we can order a very special edition that has steel from MK-1!!! That’d be the ultimate recycling win too ?
— Everyday Astronaut (@Erdayastronaut) November 24, 2019
お願いだからMk-1の鋼板を使った超スペシャル版が注文できると言って!!! 究極のリサイクルになるよ
Really? Ok sure.
— Elon Musk (@elonmusk) November 24, 2019
マジで?OKいいよ
相変わらず軽いノリで、一つ返事ですね。
ということで、いつになるかわかりませんが、爆発したStarship Mk1の鋼板を使った、特別モデルのCybertruckが登場することになりました。何台作られるかわかりませんが、たとえ凹みや傷や焼けがあったとしても、ディストピア感マシマシでプレミア価格になるでしょうね。
ロケットに使われるステンレス鋼で作るCybertruckですが、実際にロケットに使われた鋼板で作られたCybertruckなんてこれ以上ないサイバーパンクじゃないですかねぇ?Startruckなんて呼ばれそう。