Googleがリーク防止に本腰を入れる...というリーク記事出回る

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  • author Whitney Kimball - GIzmodo US
  • [原文]
  • Kaori Myatt
Googleがリーク防止に本腰を入れる...というリーク記事出回る
Image: Justin Sullivan/Gettyimages

Googleの社内メールがリークしないように本腰を入れるぞ、というメールがリークしていることをthe Vergeがリークして、それをさらにギズモードがリークしているという無限ループのようなお話。米ギズモードのWhitney Kimballのレポートを翻訳しました。


このメールでは、GoogleのCEOであるピチャイ氏が、毎週金曜に週1回行っているGoogle恒例「TGIF( Thank God, It's Friday ! の略。「花金」みたいな意)」の全体ミーティングを月イチにして、余計なこと(会社をよくする抗議活動)に口をはさむのはやめて、業務のことだけを話し合う「ミーティング」にしようよ、と呼びかけている、というもの。「毎週金曜に会社全体で集まって(会社の改革など)いろんなことを話していたその内容を共謀して社外に持ち出そうとしている人がいる」とした上で、ピチャイ氏は、こういったリークは「多くの社員の知るところではないと思う」とも言っています。

ただし、Washington Postは、先月のTGIFミーティングのリークについてピチャイ氏は、「リークが出回ってることはみんな知ってる」と言っていると矛盾した報道をしてます。2017年にはGoogleのリーク防止委員会のリーダーが「最近のリークについて」という題名のリークメールを送ったことにより、Google社員をリークの「罪」で解雇したとしています。時間を有効に使い、ビジネスと他のトピックを分けながら、Googleは「大勢の社員とコミュニケーションを図る新しい方法」を模索するとリークメールには書かれていました。

Googleは先月にも社員による突き上げをくらっています。Google社員用のChrome拡張機能が、どうやら100人以上が関与する、すべての社内ミーティングをカレンダーの拡張機能で監視しているらしいとの疑いがもたれているのです。Googleは、これはミーティングの「リマインダである」とか、「ちょっと見るだけのもの」などと言い訳していますが、Recodeの記事によれば、Googleはスイスチューリッヒの社員による労働組合のミーティング開催を妨害していたとも言われています。

Googleの社内にある真っ黒な事実を見れば、さまざまなものがリークに値するものだということは間違いないわけで、リークに値するものがリークされるのは仕方のないことなのです。つい先ごろにもアメリカ国防総省にドローンが収集した映像とAI解析のサービスを提供するしないで反対派がデモしたり大勢の辞職者が出たばかり。(Googleは抗議行動を受け、結局この問題となる契約は結局更新しませんでしたが...)

また、コードネーム「Dragonfly」と言われる中国向けの検閲機能付き検索エンジンについての透明性を求め、1400人の社員も公開状を送っています。世界規模で社内でのセクハラ疑惑に対する社員の講義行動も行われています。報告によれば、この講義の首謀者2人は左遷と異動の憂き目に合っています。

900人の社員が請負業者の公平な処遇を求めて公開状を提出しています。Washigton Postによれば、Googleでは職場では内部組織についての政治的な内容の発言を禁止するよう定めているとのこと。社員たちが知りたいと思っていることには口をつぐんでいる上に、10万人もいると言われている請負業者の件についてもひっそりと闇に葬ろうとでもしているのでしょうか。それとも見て見ぬふり?

もちろん2017年の米ギズモードに寄せられた、多様性に反対するという主旨のメモのことを覚えている人もいるでしょう。このメモはジェームズ・ダモアというGoogleのエンジニアが残したものです。(ダモアはこのメモが原因でGoogleをクビになっています)

今回の文書については、Googleのスポークスパーソンは米ギズモードに信憑性が高いと伝えており、 Googleは「定期のTGIFミーティングは世界各地で継続する意向である」 としています。またこれからこの恒例ミーティングについては「重要な業務に関することのみ」を話し合う予定とか。

文書の全文はVergeで読むことができます。

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