500年前の美女『モナ・リザ』がVRで立体化。ルーヴル美術館で体験できる!

  • author 岡本玄介
500年前の美女『モナ・リザ』がVRで立体化。ルーヴル美術館で体験できる!
Image: Fresh Gadgets

ルーヴル美術館のVR体験ですって。

ルーヴル美術館の目玉といえば、レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作『モナ・リザ』ですよね。ですが思ったよりサイズは小さく、展示室は常に大混雑して、間近で鑑賞することが出来ないくらい大人気な作品なのです。

ということで、HTC VIVEが『モナ・リザ』ことジョコンダ婦人について様々な科学的アプローチでデータを収集し、リアリスティックにVRで立体化することに成功。これがダ・ヴィンチ没後500年を記念したダ・ヴィンチ展に向け、「ビヨンド・ザ・グラス」という体験コンテンツとしてリリースされました。

Video: VIVEPORT

あまりの混雑っぷりに、ひとり平均30秒しか『モナ・リザ』を見ることが出来ないのが現実とのこと。そんなんじゃ鑑賞というには程遠く、チラ見した程度ですよねぇ。

この絵は作者の自画像だとか、顔の左右で表情が違うだとか、背景が両端でループするように描かれているだとか、いろんながありますが…30秒じゃ何もわかりません。

コンテンツ制作秘話

動画によりますと、「ビヨンド・ザ・グラス」は膨大な資料を精査するだけでなく、赤外線、X線、そしてリフレクトグラフィーという特殊な反射による調査方法などを駆使し、科学的な手法で絵を解析したとのこと。また動いたときの衣服の連動や光の当たり方にも正確さを求め、婦人で隠れた部分の背景の再現も、推測しながら広大な世界を創り出したのだそうです。

そして制作にあたり、絵を体験させるのか、それともジョコンダ婦人というひとりの女性を表現させるのか悩んだようです。実際どっちになっているのかは、ゴーグルをかけてからのお楽しみ、ですかね。

美術館でも、家でも婦人が目の前に

「ビヨンド・ザ・グラス」は2020年2月24日まで、ルーヴル美術館で体験できるようになっているとのこと。また現地に行けずとも無料でダウンロードが出来るので、アート好きの方々は是非お試しあれ。

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Image: Fresh Gadgets

もしかすると今後の美術館鑑賞は、現物の絵を前にしてオペラグラスや音声ガイドの代わりに、VRゴーグルでコンテンツを楽しむような、奇妙な景色が広がるのかもしれません。

でも世界の名画が立体化して、自分が足を踏み入れることが出来たら楽しそう。ついでに触感をフィードバックするVRハプティック・グローブが完成したら、500年前の美女に触ることも可能に…!?

Source: YouTube, VIVEPORT via Fresh Gadgets

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