日本はある意味後進国。超高齢化社会には、デザインシンキングが欠けている

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  • author 渡邊徹則
日本はある意味後進国。超高齢化社会には、デザインシンキングが欠けている
Image: Mugendai(無限大)

やがて誰もが当事者に。

世界でも、人類史上でも例を見ない「超高齢化社会」に突入した日本。今後その度合いがますます加速するのは周知の事実ですが、ではどう行動すべきなのか、きちんと意識している人は多くないかもしれません。

IBMが運営するWebメディアMugendai(無限大)では、テクノロジーデザインシンキングのプロフェッショナルが、「高齢化社会への心構え」を語ってくれていましたよ。

国や制度へ依存しすぎの日本人。大事なのは「自分ごと化」

ロングインタビューに登場していたのは、NPO法人・日本次世代型先進高齢社会研究機構代表の阿久津靖子さん。大学や企業において、地域計画、プロダクト設計などに携わり、MTヘルスケアデザイン研究所というデザインリサーチファームも立ち上げたやり手です。

世界のどの国より「高齢社会」といえる日本。徐々にその環境も整備されつつあるのかな、などと勝手に思い込んでいたのですが、阿久津さんいわく「まだまだ、むしろ日本は遅れている」そうです。というのも、日本は医療保険介護保険が完備されていることで、むしろ国への依存が加速。「実際に自身が高齢となってからどう生きるか」について、多くの人が深く考えていないと指摘します。

他にも、 インダストリーデザイン のプロフェッショナルである阿久津さんの目から見て、ビジネスの現場でも似たような状況があるといいます。シンガポールで開催された介護機器のエキシビションにて、北欧の機器と並べられた日本製を見た阿久津さんは「勝負にならない」と痛感したのだそう。

すでに訪れている高齢社会、それにやがて自分が当事者になったときのため、何を意識して過ごすべきなのでしょうか。阿久津さんはこれについて、「何より自分ごと化すること」と指摘し、以下のように語っています。

日本はある意味後進国。超高齢化社会には、デザインシンキングが欠けている
Image: Mugendai(無限大)

たとえば福祉先進国であるデンマークでは、「リビングラボ」という共創活動が浸透していて、国民ひとりひとりが個人の生き方や国の財政なども含めて自分たちで老後の暮らしをデザインしていこうと考えています。それに比べると日本は医療も介護も「お上に与えてもらうもの」といった受け身の印象を感じます。

大事なことほどつい後回しにしてしまいがちですが、今すぐきちんと考えるべき問題なのですね。

他にも、阿久津さんが考える「人生を最後まで穏やかに過ごすためのヘルスケア」など、興味深いインタビューの続きは、Mugendai(無限大)よりお楽しみください。


Source: Mugendai(無限大)

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