うちのお父さんにもできそう。PhotoshopのAIで囲むだけの自動選択ツール

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  • author Andrew Liszewski - Gizmodo US
  • [原文]
  • Kaori Myatt
うちのお父さんにもできそう。PhotoshopのAIで囲むだけの自動選択ツール
GIF: Adobe

フォトショがずいぶんラクになる。

ちょこっと 画像編集するときなんかホント便利なフォトショですが、選択ツールには泣かされましたよね。わたしもこれ苦手で今日までなるべく使わずにきました。ところが、そんなわたしたちに朗報!? ツールがAIでぐっと使いやすくなるんですと? うちのお父さんにもできるかも。

詳細を米ギズモードのAndrew Liszewskiが報告しています。翻訳をご覧ください。


これまでは面倒すぎて最悪だった編集タスクを改善するべく、Adobeがひっそりとツールの数々をアップグレードしているようです。これまでの苦労がウソのように、これからは複雑なオブジェクトの切り取りも、AIですいすい簡単にできるようになるみたい。

自動選択ツール、マグネット選択ツール、クイック選択ツールも大きく機能向上しています。中でもAIを使った「被写体を選択」ツールは誰もが向上を望んでいたツールではないでしょうか。また、Adobeはこれをさらにスマートにさせる計画も目論んでいるようですよ。

「被写体を選択」ツールがさらに進化

去年Photoshop CCに登場したのが、これ。「オブジェクトを選択」ツールです。クリックひとつでクラウドベースのAdobe Senseiが持つAIの能力を活用できるスグレもの。画像を分析してもっとも重要なものは何かを掴み、自動的に選択マスキングを作成してくれます。

よいか悪いかは別として、このツールは完全に自動化することもできます。うまく機能するときは、時間がかかる面倒な手順を大きくワンクリックにまで削減して時間を短縮できます。しかし、編集の目的をちゃんとAIが理解してくれないと、作成される選択マスクの切り取りがうまくいかず、逆に後処理が大変なってしまうという「リスク」も…。AIの尻拭いで余計な作業が増える可能性もはらんでいますので要注意。

経験から言えば、被写体を選択ツールは非常に複雑なソフトウェアのワークフローを自動化し、合理化してくれる可能性を秘めてはいます。ですが、毎日のワークフローに組み入れて使うには、現在の時点では、いささか信頼性に欠けるというのが正直なところです。これから向上が期待されますけどね。

Video: Adobe Photoshop/YouTube

オブジェクト選択ツールの登場

さて、ロサンゼルスで開催中のAdobe Maxカンファレンスに先駆けて、AdobeはPhotoshopの「被写体を選択」ツールがどれだけ向上されるかをアピールしていました。新しい名前は「オブジェクト選択ツール(Object Selection Tool)」。名前の変更自体はそれほど画期的とも言えません。

画期的な点は、ユーザーが狙う画像編集をAdobe Sensei に予測させる代わりに、「オブジェクトを選択」ツールではユーザーがオブジェクトの周囲に四角いボックスを描くとPhotoshopが自動的に切り出しをしてくれるという点です。

去年発表されたバージョンでは周囲から驚きの声を聞きたくてAI技術をこれでもかと全面に押し出しているような感がありました。ですが、Photoshopのヘビーユーザーのワークフローに組み込まれるようになるまでは、正直まだまだかかりそうではありました。

ただ、Photoshopユーザーに早めに使ってもらえたことにより、 Adobeは開発を進めることができるようになり、深層学習のアルゴリズムが改善され、ツールの機能を向上させることができました。新しい物体選択ツールはボックスを描くだけでオブジェクトをすばやく追加したり、削除したりすることができるので、ふだんの作業の中で実際に使い込んでいけそうです。

当然ながらこれからも細かい調整が必要でしょうが、この最新のPhotoshopアプデは画像編集をする者の時間を大きく節約してくれるでしょう。

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