第4キャリアへの道険し?楽天モバイル無料サポーターで味わった天国と地獄

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  • author 湯木進悟
第4キャリアへの道険し?楽天モバイル無料サポーターで味わった天国と地獄
Image: 楽天モバイル

スリルを味わう日常に?

日本の携帯電話キャリアは、ドコモauソフトバンクの3社になってから、もう久しくなります。えっ、でもいまでは、楽天モバイルとかmineoとかLINEモバイルとか、いろいろあるよ? そういいたいのは山々ですけど、これらはすべて、MVNO(仮想移動体通信事業者)とよばれ、通信をするための回線は、ドコモやauから借りてサービスを提供しているだけで、携帯電話キャリアは、やっぱり現状は国内に3社だけなんですよね…。

ところが、この3大キャリア体制が、いま大きく変わろうとしています! いえ、正確にいうなれば、もう今年10月から変わっているんです。これまではMVNOだった楽天モバイルが、新たにMNO(移動体通信事業者)として、自前の回線を用意し、すでにサービスを開始。ただし、本格的なサービスではなく、選ばれた5000人のユーザーだけと契約してサービスを提供する「無料サポータープログラム」がスタートしましたよ。

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Image: 湯木進悟

まずは10月初めの1週間で、東京都23区、大阪市、名古屋市、神戸市に住まう18歳以上の人から、無料サポータープログラムへの参加を呼びかけ、来年3月末までは、音声通話データ通信も、すべて無料で使いまくることができるという、なんとも大盤振る舞いな内容です。これを利用しないわけはないでしょう? あっ、でも、きっと、メチャメチャ申し込みは殺到しているんだよね?

ということで、参加申し込みが締め切られた後、抽選によって、無料サポータープログラムへの参加者が選ばれたわけですけど、なんとも幸運なことに、ボクのところには、発表当日に当選案内が送られてきました。そして、ずっと今日まで使い倒してみたところ、もう想像を上回る経験をさせてもらう結果となり、あくまでも一ユーザーとしての視点で、これから第4の携帯電話キャリアとして気勢を上げる楽天モバイルについて、その良いところも悪いところも、すべて洗いざらいに書いてみたいと思います。ただし、これは楽天モバイルから正式に依頼されたレビューでもなんでもなく、実際にユーザーとして使ってみた感想をまとめ、参考にしていただければってスタンスなので、別の感想を抱く無料サポーターだって多々いることでしょう。いたらない検証部分は大目に見てやってくださいね~。

天国編

ドコモでもauでもソフトバンクでもない、新たな携帯電話キャリアとしての楽天モバイル。残念ながら、正式なサービスインこそ、当初の予定よりも先延ばしとはなっていますけど、後発で飛び込む以上は、なにか先行する3社を上回るメリットがなきゃ、だれもわざわざ乗り換えて使ったりしてくれませんよね? 無料サポータープログラムでは、そこへ光が射しそうなワクドキする一面も実感することができましたよ。

月100GB、0円

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Image: 楽天モバイル

なにで勝負すりゃいいのかって、そりゃ、料金プラン以外にはないでしょう? そもそも総務省も、楽天モバイルの参入によって、日本の高い携帯電話の通信料金をめぐり、価格破壊熾烈な競争が起こり、結果として、ユーザーにとって多くのメリットがあるようになることを期待しているようです。ということで、期間限定の無料サポータープログラムだからではありますけど、この太っ腹な契約条件を見よ!

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Image: 楽天モバイル

100GBまで高速データ通信無料と謳われており、その後も追加チャージ無料。つまり、もうどこまででもデータ通信を使い続けることができるわけです。おまけに、日本国内のみならず、海外でもローミングで、これまた無制限にデータ通信を利用できますよ。まったく、楽天モバイルさん、どこまでやってくれるつもりなんだか? ついでに、音声通話に関しても、これまた日本国内でも海外でも、どれだけかけようと無料です。留守番電話や着信転送サービスなどなど、数々のオプションサービスもすべて無料。MNPの転入に加え、転出にかかわる費用だって、すべて無料なんだそうです。

仮想化ネットワークによる低価格化

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Photo: 山本勇磨

いくら無料サポータープログラムだからって、普通はここまでできませんよね? ということは、本当に正式なサービスインで料金プランが発表されるときも、トンでもない値段で、ボクらを驚かせてくれるのでは? どうやら楽天モバイルは、自前の回線を用意していくにあたり、新しい技術になる「仮想化ネットワーク」という仕組みを用いるんだそうです。通常は携帯電話の基地局や通信網を整備するため、汎用性の低い専用のハードウェアを用いなければならないとされていますが、仮想化ネットワークでは、ここをソフトウェアで再現。すると、汎用性の高いハードウェアで、どんどんと設備コストを低くして、携帯電話のサービスエリアを広げていけるとのことで、これが低価格化の武器になるとアピールされています。

すでに楽天モバイルからは、無料サポータープログラムの参加者に向けて、定例のアンケート調査が届いており、そのなかでも、今回のサービスは無料ですが、お金を出すようにいわれたならば、どこまでの料金プランが妥当か? そんなユーザーの声を集める準備も進められていますよ。いまは妄想しかできませんけど、同じ100GBまで高速データ通信を使いまくれて、音声通話かけ放題なプランが、もし数千円レベルで出てきちゃったら、これぞ楽天天国! いまや日本の携帯電話ユーザーにとっては、2年縛りで契約を変えられないとか、SIMロックがかかっているので、携帯電話キャリアを乗り換えられないといった制限が、次々と撤廃されています。そこへ、もう乗り換えるしかないでしょう…な超価格破壊の新料金プランを、まもなく楽天モバイルが発表してきたら? これはドコモもauもソフトバンクもビビりまくるどころか、ほかのMVNOサービスまで戦々恐々ではないでしょうか~。

回線速度もまずまず

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Image: 湯木進悟

ちなみに、実際に楽天モバイルの無料サポータープログラムを契約し、都内各所で使ってみました。すると、サービス圏内では結構なスピードが出るんですよね! 近所の楽天モバイルショップの前で、週末の午後に計測してみたら、上の写真のような計測結果で、同時間帯に同エリアのドコモやauやソフトバンクのユーザーよりも高速なことだってありました。楽天モバイルの電波が強いと考えられる主要な駅や幹線道路沿いだと、やはり現時点では、楽天モバイルの電波を利用しているユーザーが少ないせいか、いたって快適です。テザリングでも文句なく使えましたし、4Gユーザーで、このスピードが出るのなら、まずまずの満足度ではないでしょうか?

圏外ではローミングに。こちらも無料

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Image: KDDI

ちなみに、現時点で、楽天モバイルの正式なサービスエリアとしては、無料サポータープログラムの募集が行なわれた、東京都23区、大阪市、名古屋市、神戸市内のみとされており、それ以外の場所へ移ると、すべてKDDIauネットワークへとローミングされるようになっています。当たり前ですけど、つまりは楽天モバイルのサービスエリア外では、au回線と同等のサービスにつながるわけで、auユーザーと同じレベルの音声通話や高速データ通信が利用可能ですよ。しかも、すべて無料で! 同じローミングエリア内にいるauユーザーは、音声通話もデータ通信も高い月額料金を払い続けているわけですから、なんだか複雑な気持ちにもなります。auから楽天モバイルへMNPしたとして、それでauの回線エリアにてauと同等のサービスを、楽天モバイルの価格破壊な低料金で使えるようになるみたいな矛盾が生じてしまったりはしないのかな?

イー・モバイル携帯電話市場参入を思い出した

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Photo: 湯木進悟

ちなみにボクは新しモノ好きです。今回の楽天モバイルの無料サポータープログラムで思い出したのは、やはりいち早く飛びついた、もういまから13年も前になるイー・モバイルの携帯電話市場への新参入サービス。いまでこそWi-Fiルーターやスマホのテザリングで、外出先でも高速データ通信が珍しくはなくなりましたけど、あの当時って、外でWi-Fiホットスポット以外のネットワークになんてつなごうものなら、トンでもない通信料金を覚悟しなければいけませんでした。唯一の別の選択肢は、他社よりも安くで使えるPHSネットワークでしたが、あれは遅くて使いものにならなかったような…。

そんな常識を覆すべく、新料金プランを引っさげて乗り込んできたイー・モバイル。なんと家の外でも中でもつなぎ放題、しかもPHSよりはグンと高速な3.6Mbpsというデータ通信速度を実現しながら、月額5980円という定額料金設定は、その後の携帯電話キャリアの通信料金引き下げに大いに効果を発揮したと思います。同時に発売された「EM・ONE」は、Windows Mobileの名機だったな~。キーボードを引き出して、まるでパソコンのようにフルブラウザをコンパクト画面で使え、家ではUSBケーブルでPCとつないでルーター化。本気でイー・モバイルを堪能すべく、家の光回線の契約を打ち切ってまで、ひたすらイー・モバイルでネットにつながっていた時代を思い出します。懐かしいな。あんまりEM・ONEのバッテリーがもたなくて、あのころからモバイルバッテリーを持ち歩いては苦労してたっけ?

当選するために「あんしんスマホ」を購入

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Image: 富士通

だからボクは、絶対に楽天モバイルの無料サポータープログラムにも当選したかったんです。申し込み時にはアンケートがあって、できるだけ、ほかの人が選ばなさそうなプランで願かけしようって決めてました。まずはMNPまでして、本気でライフラインとして使いまくるって志願。これだったら、どうでもいい回線を、もう1本別に増やして使いますよというユーザーより、なんだか選んでもらえそうに思えませんか? あと無料サポータープログラムでは、楽天回線対応製品を、ユーザーが自分で用意することになっていました。これは一部の最初から持っている機種以外なら、自腹を切って購入しなければいけないんですが、そこで人気が集中しそうなモデルを外し、なんとわざわざ「らくらくスマートフォン」の流れを組む、富士通製の「arrows RX」の購入を希望。何となく、らくらくスマホがほしいユーザー層って無料サポータープログラムに応募しなさそうかな?と思ったのです。

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Photo: 湯木進悟

こういう魂胆が実ったのか、まったく関係なかったのかはさておき、とにかくアンケートで宣言したとおりに、無料サポータープログラムの契約時にはarrows RXをセット購入。ずっとiPhoneにしろ、ASUSにしろ、Huaweiにしろ、海外メーカーのスマホしか使ってなかったので、久々に国産メーカーのスマートフォンを使うことになりました。なんというか、かゆいところに手が届くっていいますか、さすが日本のメーカーさんの気遣いは違うんだなって感じさせられる面が多々ありましたね。たとえば、着信音なんですけど、渋いセレクションがプリセットで入ってるんですよ。Super ATOKの漢字変換は賢いですし。あと意外とはまってしまったのは、Exlider(エクスライダー)という、背面の指紋認証センサに組み込まれたオリジナル機能。これって、指をひょひょいと触れるだけで、画面を拡大表示して、小さい文字とか苦手な高齢者でもスマホを使いやすくという配慮がなされた機能なんですが、画面スクロールだって自由自在なんですよね。表のディスプレイには触れることなく、指紋認証センサに触れた指先のみで、ホイホイと縦に長いページを読み進めていける操作感とか、いまは最初なので新鮮で楽しんでいます。

地獄篇

へぇ、なんだか新しい楽天モバイルって、安いし使いやすそうだし、これはもう乗り換えなきゃねって、ウキウキルンルンな気分になった無料サポータープログラム? これだけ無料で使わせてもらっているのだから、そう感想を記したいところではあるのですが、少なくとも現時点では、あんまりおススメはできないかなというのが、率直な気持ちです。

終わらないMNP転入手続き

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Photo: 湯木進悟

MNP予約番号を取得して、いざ楽天モバイルへ転入という準備段階まではスムーズでした。でも、ここからが、まさかのまさかの衝撃体験の連続です。楽天モバイルから届いた荷物は、購入したarrows RXとSIMカードのパッケージのみという、いたってシンプルなセット内容。そこに記されているとおりに、専用サポートページの「my楽天モバイル」へアクセスし、転入手続きを開始するボタンを押したのですが~。

待てども暮らせども、MNP転入手続きが終わらないんですよね! いや、正確にいうならば、すでに転出元のSIMカードは、とっくに転出作業が完了してしまい、スマートフォンをオンにしても、アンテナが立たないサービス終了状態になっています。それなのに、いつまでたっても、肝心の転入先の楽天モバイルでもアンテナに×がついてしまい、使うことができないんですよね。

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Image: 楽天モバイル

楽天モバイルには、ちょっとおもしろい試みかなとも思うオンライン相談(メッセージ相談)なるチャットサポートが用意されています。my楽天モバイルから入る形なので、ここへ相談内容を書き込んでみようと思いました。でも、待てども待てども、なんの返信もなく~。あれっ、チャットってリアルタイムにやり取りするものじゃないんでしたっけ?

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Image: 湯木進悟

すると、最初に問い合わせを書き込んでから数時間後に、ついに返信が来ました。MNPの手続きには半日以上かかりますのでということ。そんなにも長く、自分の携帯電話番号が使えなくなることってあるんですね? まぁ、これもすべては新時代の仮想化ネットワークを利用するための代償だよね? なんでも新しい挑戦的なモノには、きっとトラブルだってつきものなんでしょう。うんうん、気長に待つとしましょうか?

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Image: 湯木進悟

次の日になっても、その次の日になっても、まさかのボクの携帯電話は、アンテナに×がついた圏外のまま。あの、本当に本当に困るんですけど…。今度は時間がかかるチャットサポートではなく、ダイレクトに電話で相談してみよう。そう考えて、サポートセンターへと電話をかけてみましたが、待たされること、待たされること! いつまでたっても、別の意味でつながりません。いくら電話に待たされても、楽天モバイルの無料サポータープログラムは、音声通話が無制限にかけ放題なので、安心して待っててくださいといった説明を耳にしても、あの、これまだ楽天モバイルがつながらないからかけてるんだけど?

ようやく数十分待ちでつながって告げられたことは、いま無料サポータープログラムのSIMアクティベートが混みあってて、早く開通するように調査中というものでした。調査で原因がわかったら、すぐに折り返し連絡するので、まずはスマートフォンを窓際電波のよいところへ置いておき、ひたすら開通するのを待つようにとの回答です。ちなみに圏外では開通しないらしく、楽天モバイルの自前のアンテナが立っている場所などを教えてくれて、とにかくそこで開通を待ってくれと告げられました。バリバリに楽天モバイルの電波が来てるところで待ち続けてるんだけどな…。

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Photo: 湯木進悟

ボクは10月19日午前中に、週末だったら、多少のトラブルはあっても大丈夫かなと考え、届いてから数日待ってMNP転入開始手続きを取りました。やっぱり土日は忙しいのだろうか? もしかしたら、同じ考えの人たちがたくさんいて、この土日に開通手続きが集中したのかな? だけど、全員が一斉に申し込んだとしても、そもそも無料サポータープログラムの当選者って、全国で決まってる数でしょう? あっ、やっぱり令和になって、即位礼正殿の儀も行なわれることだし、楽天モバイルも多忙を極めているんだな? 関係ないようにしか思えないけど。

この間には、サポートセンターとの電話のやり取りもありました。MNPで携帯電話が何日も使えないだなんて、そんなの困りますと泣きついたら、優先的に開通作業を進めますといわれ、またとりあえず窓際にスマホを置いては待つ日々が続いたこともありました。Twitter「#無料サポータープログラム」と検索すると、どうやら同じように、届いても開通せずに待ってる人が、かなりいる様子も分かってきます。だけど、いつまで待ったらいいよ?

「窓際にスマホを置いているだけではダメだ」

ついに1週間が過ぎようかという10月25日午後、ボクは決意を固めました。もうサポートセンターへ電話して、窓際にスマホを置いているだけではダメだ。このままでは、また週末を迎えてしまう。もはや楽天モバイルショップか、最悪のケースは楽天モバイルの二子玉川本社にでも押しかけて、直談判だ! ちなみに、近所の楽天モバイルショップへ行っても、ウチはMVNOなので、MNOの楽天モバイルのことなど一切わからないとはねつけられてしまいます。せめて、じゃあ、MNP完了まで、なにか代わりのスマホを貸し出してくれって頼んでもダメのよう~。

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Image: 湯木進悟

これはもう本社直撃か? いや待てよ、まずはアポイントメントを入れてから押しかけようと再びサポートセンターに最後通告すると、一連のサポートは本社でも楽天モバイルショップでもなく、どこでやっているのかは教えられないと返されます。これはもう、じゃあ、いつまでも窓際にスマホを置いておくわけにはいかないので、返品してMNP転出手続きしかありませんのでお願いしますと頼むと、夕方まで最後に待ってくれと。そして、数時間後に、なぜか初めて折り返しの電話があって、my楽天モバイルのページ上で、ようやく開通手続きが終わった画面になったので、これから使えると告げられます。

すると、確かに、いつの間にやら、これまでアンテナ画面についていた×の表示が消えて、楽天モバイルのサービスが使えるようになっていました。いままで「出荷準備中」だった画面が「開通済み」に変わっており、なぜかとうの昔に受け取っていたのに、配送完了日10月25日となっていましたね。開通時にはSMSを受け取って、それが届いたら使えるとか告げられたこともあったのですが、結局そのようなSMSは一通も届かず、だけど、勝手にmy楽天モバイルでは開通手続きが完了し、ようやく1週間の圏外期間を経て使えたというのが、ボクの場合の解決ストーリー。では、あの窓際にスマホを電源オンのまま置き続けてって、いったいなにだったのでしょう? どうして、こんなにも時間がかかるのでしょう? そのmy楽天モバイルでの開通手続きって、もっと急いでできないもの? 百歩譲って、せめて数日以内でとか? 残念ながら、その詳しい回答は得られませんでした。

自分だけ圏外

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Image: 湯木進悟

開通後、気を取り直して、いろんなところで使ってみましたが、東京23区を離れ、パートナーエリアでのローミングだと問題なく使えるのに、肝心の楽天回線エリアでは、実はカバーエリア穴だらけなことがわかってきました。主要な駅や幹線道路沿いは、確かに十分につながりますけど、一歩住宅街に入ったり、ビルの陰など、見通しの悪い場所に移ると、すぐにアンテナは圏外表示をするようになります。当然ながら、建物のなかでは、電波状況は一段と厳しくなり、だから、窓際にスマホを置いておいてくれって告げられるんですよね? なお、東京23区内でも、地下街やトラフィックが集中するエリアなどでは、au回線へとローミングされるようなのですが、問題は、楽天回線エリア内でローミング対象ではない地域でしょう。まさに陸の孤島と化し、東京で周囲は普通に携帯電話を使っているのに、自分だけ圏外という状態になりますよ…。

なお、ボクは東京でも東の端の江戸川区に住んでいるのですが、ここの電波状況は悲惨でした。通話をしていても、すぐに途切れることが多々あります。なによりも、江戸川区と千葉県の市川市の間を何度も往復していると、必ず県境で、一度通話が切断されてしまうのです! どうやら楽天とauの回線が切り替わるときには、音声通話も切れる仕様のようですね。いまや携帯電話なんて、よほどの辺境の地でもない限りは、どこが圏外で、どこがつながるかなんて気にしない時代になったのではないでしょうか? ところが、楽天モバイルの現状だと、常にアンテナの本数を意識し、エリアを把握しながら、つながるところ、つながりやすいところへ出かけていく必要があります。楽天モバイルだと高速というデータ通信環境も、やはり探し回らなければ多くはありません。

インドで迎えた3G黎明期の記憶が蘇った

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Photo: 湯木進悟

ボクはインドで、3Gネットワーク時代黎明期を迎えたことがあります。日本や先進諸国では、当の昔に4G LTE通信がスタートし、ドンドンと普及していっている時代、インドでは、ようやっと遅い遅いGSMの通信から、ついに高速な3G通信の時代がやってきたって、大騒ぎしていたころの話です。日本とインドでは、はるかに貨幣価値が違うはずなのに、3Gでデータ通信しようものなら、下手をすると、日本と変わらない通信料金がかかりました。それでいて、すぐに圏外となってしまい、高いのにあまり使いものにならないという~。楽天モバイルの無料サポータープログラムに参加して、あろうことか、あの電波を探し回ったエキサイティングな生活を思い出してしまいましたね。

サポーターとして楽天モバイルを応援していきます

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Photo: 湯木進悟

今回の無料サポータープログラムの目的は、こうして明らかになった問題点洗いざらいにし、どんどんと正式なサービスインに向けて改良を重ねていくことなのだと思います。きっと、今回多くの人が感じている問題点は、すべて昔の思い出話となって、手厚いサポートとカバーエリアで、新たなサービスが立ち上げられていくのでしょう。とはいえ、開通が容易ではなかったり、思うように音声通話も高速データ通信もつながらなかったり、たとえどんなに利用料金が安くなっても、これだけは困るなと感じざるを得ない現状だと、楽天モバイルを第4の携帯電話キャリアとしてバリバリに使いたいと感じるユーザーは少ないのでは?

いまや日本の携帯電話ユーザーにとって、電話がつながるかどうかなど、ごくごく当然のサービス提供条件で、むしろ、それ以上のものが求められているようにも思えます。たとえば、いまだにdocomo.ne.jpですとかi.softbank.jpなどのキャリアメールは、大切なライフラインだととらえている人が少なくありません。もしものときの緊急エリア速報も、常に圏内だからこそ受け取れる仕組みです。ついでに、楽天モバイルで使える機種も、iPhoneがないばかりか、Androidスマホでも十分に魅力的と思えるモデルがそろっているかどうか疑問でしょうかね。無料サポータープログラムにより、数々の課題も浮き彫りになっているであろう楽天モバイル。でも、やはりここからの挽回をサポーターとして応援していきたいです。

Source: 楽天モバイル

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