ライフハッカー[日本版]からの転載
肌身離さず持ち歩く携帯電話(スマートフォン)の普及と、スマートウォッチの登場は、腕時計というアイテムの意義を変えてしまいました。
もともとの時刻を確認するという目的のために、腕時計を身につける意味は薄くなっているわけです。もちろん今でも、一瞬で時刻を把握するスピードは、腕時計も優れています。
アイデンティティを表現するためのアイテム

現代において、腕時計は自分の個性を表現するファッションツールという色をより濃くしています。
高級腕時計だけでなく、チープカシオのような手軽に買える時計も人気ですよね。個性が重要視される今の時代を反映していると言えるのかもしれません。
デジタルでもアナログでもない独創的な時計

FrancTemps(フランテンプス)の「COCKPIT 腕時計」は、数字で時刻を表示。連続している時間経過を、数字によって輪切りに表しています。
では、デジタル時計なのかと思いきや、数字の書かれたドラムが少しずつ回転することで、現在の時刻を表します。コンピュータなどの対義語として用いられる「アナログ的」なアイテムでもありますね。
このインターフェイスによって、極めて個性的な印象を獲得することに成功しています。
1970年代、このようなアナログ距離メーターのように数字が動き、時間を刻むドラム式ウォッチが一斉を風靡しました。最近、この独創的なスタイルが、再び注目を集めているそう。
流されない自分をブランディングするデザイン

財力さえあれば、ハイブランドの腕時計を巻くのは、ある意味で簡単な自己ブランディングの手段です。
しかし、他人の評価軸に影響されず、自分の価値観に自信を持っているという個性をアピールしたいなら、人とカブらないアイテムを身に着けることも意味を持ちます。
「COCKPIT 腕時計」はフェイス幅が約45mm(竜頭含まず)のサイズ感と、重量感のあるデザインに、ドラム式の時刻表示が合体。充分なアピール力を持っていると言って良いでしょう。
また、時刻が変わる瞬間、ドラムが回転する音がわずかに鳴ります。ドラムが回転することにより「回転=時刻の経過」を楽しむことが可能。多機能で便利さを追求する時計よりもさらに、味わい深い魅力があります。
毎日身につけやすい

もちろん、機能性も考慮されています。
5気圧防水のステンレス製ボディを採用。ベルトは少し厚みのあるシリコンラバータイプと、腕にフィットするNATOストラップタイプの2種類から選べます。
直感的にクールだと感じられた人なら、在庫がなくなる前に入手しておくべきでしょう。
なお、以下の表示価格は執筆現在のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。
Source: Amazon.co.jp