なんでもかんでも、AIです。
Bloombergの報道によると、Apple(アップル)は、イギリスをベースとするマシンラーニング学習のスタートアップ、Spectral Edgeを買収しました。
Spectral Edgeはマシンラーニングを利用して、スマートフォンでの写真撮影を、より鮮明で、より正確にする技術を開発しています。これは、赤外線を利用し、通常の撮影画像と合成することで実現するそうです。
AppleもすでにiPhone 11で、人工知能による画質向上技術の「Deep Fusion(ディープフュージョン)」を取り入れています。しかし、赤外線を組み合わせるというアイデアは新しいですね。
さらに次期iPhoneでは、背面に3Dカメラが搭載されるとの噂もあります。3DカメラはどちらかといえばAR(拡張現実)向けの機能だと思いますが、Appleがさらなるカメラの機能拡張を検討してたとしても不思議ではありません。
現時点では、Appleはこの買収を正式には認めていません。しかし企業買収は、後から判明し正式発表されることが多々あります。将来のiPhoneの背面に赤外線カメラが搭載され、撮影画質がさらに向上することを楽しみにしたいですね。
Source: Bloomberg