新プロダクトではなくプライバシーのお話をするようです。
Apple(アップル)といえば、自社による華やかなイベントの開催が特徴。しかしAppleはほぼ30年ぶりに、大電子機器見本市「CES(コンシューマー・エレクトリック・ショー)」へと帰ってきます。
この件については、CESのプログラムに記載されています。CES 2020にAppleからプライバシー部門を担当するJane Horvath(ジェーン・ホーバス)氏が登壇し、「Chief Privacy Officer Roundtable」にてFacebook(フェイスブック)やP&G、連邦取引委員会のコミッショナーと語らうとのこと。トークへの登壇ということで、新プロダクトの発表はおそらくお預けとなることでしょう。そもそも、Appleが他社に混じって新製品を発表する姿は、想像もつきませんが…。
とはいえ、AppleがCESに出品しない≠Appleの存在感がない、とも限りません。昨年は、プライバシー関係の大型広告をCES会場付近に出したり、各社のTVがAirPlay 2に対応するなどして話題になりました。2020年のCESではどうなるのでしょうか?
なお、以前にAppleがCESに登壇したのは1992年。当時、ジョン・スカリーが伝説のPDAこと「Newton(ニュートン)」を会場で発表していたんですね。その頃と比べてAppleは比較にならないほど大きな会社となり、そしてCESに戻ってくるのは、なんだか感慨深いものがあります。