え、そんなはずは…!
iPhoneやMacで利用できる、画面を暖色にして目への負担を減らす「Night Shift」。さらに、画面のトーンをダーク系にまとめる「Dark Mode」も搭載されていますね。しかしこれらが睡眠にむしろ悪影響なのでは、という気になる報告が登場しています。
マンチェスター大学の研究によると、Night Shiftによる青色光(いわゆるブルーライト)の低減が、むしろ体内時計を混乱させている可能性があるそうです。どうやら体内時計にとって大事なのは光の色ではなく明るさのレベルで、たとえ青色光でも光が弱ければ、暖色と同じようにリラックスできるというのです。
この研究結果は、Tim Brown(ティム・ブラウン)教授によりすでにマウスによって実証されています。そしてブラウン教授は、「この結果は人間にも十分当てはまるものだと考えている」と伝えています。
個人的な経験では、目の疲れに最も影響を与えるのはやはり光の強さだと思います。そして、たしかに画面を暖色にするとなんだか眠く感じるのも確か。しかし、青色ってやっぱり目に痛い気がするんですよね〜。
今回の研究結果は、まだまだ実証実験が必要でしょう。でも、私も今日だけはNight Shiftを使わないで作業してみたいと思います。
Source: The University of Manchester via 9to5Mac