実績の積み重ね
Amazon(アマゾン)創設者のジェフ・ベゾスが率いる宇宙開発企業のBlue Origin(ブルー・オリジン)が、「ニュー・シェパード」ロケットの12回目の打ち上げに成功しました。
12月11日(現地時間)に実施された打ち上げでは、ニュー・シェパードは高度約65マイル(約100km)に到達。そしてロケットはエンジン噴射によって着地し、分離された上部のカプセルはパラシュートにより地上へと帰還しています。なお、今回の打ち上げはこのロケットにとって6回目のミッションのようです。
ニュー・シェパードは高度100kmの宇宙へと到達するロケットで、上部のカプセルには6人の搭乗が可能。宇宙では数分間の宇宙旅行が楽しめるほか、科学実験の場としても利用される予定です。まだ人を載せての打ち上げは実施されていませんが、ダミー人形「マネキン・スカイウォーカー」を乗せて飛ばすことで、実際の有人飛行を見越したさまざまなデータを取得しています。
また、ブルー・オリジンは超大型ロケット「ニュー・グレン」の開発にも取り組んでいます。こちらもニュー・シェパードと同じく再使用が可能なロケットで、月着陸船「ブルー・ムーン」と共に、月への荷物輸送が計画されています。我が家だけでなく、宇宙や月もAmazonの配達範囲に入る日が、いずれやってきそうな予感ですよ!
Source: The Verge