Google、歌詞サービスのGeniusのページから歌詞データを勝手にコピーした疑い

  • author Jennings Brown - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岡本玄介
Google、歌詞サービスのGeniusのページから歌詞データを勝手にコピーした疑い
Image: Genius Media

やり方がジーニアス(賢い)。

歌詞サービスを提供するGeniusは、彼らのサイトからGoogleが歌詞をコピーしたとして提訴に踏み切りました。

THE WALL STREET JOURNALが最初に報じたこの訴訟で、Geniusは歌詞のライセンス会社LyricFindがGeniusのページから歌詞をコピーし、Googleがそれらを検索結果の表示に使用した、と主張しています。

独自の暗号を忍ばせた

訴状で説明されていますが、Geniusは彼らのコンテンツをGoogleが盗んでいるのではないか? と疑い始めたあと、独自の透かしを開発してGoogleとLyricFindを捕らえたとのこと。GeniusはGoogleの尻尾を捕まえるために、2種類のアポストロフィー(直線と曲線)をモールス信号として交互に潜ませ、「red handed(現行犯)」と綴っていたのでした。

Geniusは5カ月前その隠されたコードを公開し、歌詞を削除したとして公にGoogleを非難。

Geniusは怒っている

6月のこと、Geniusの最高戦略責任者ベン・グロス氏が、米Gizmodoにこう語ってくれました。

Googleは、ユーザーがGoogleを離れて別のサイトに行くのを防ぐため、Geniusからコピーされた歌詞を故意に検索結果に表示しています。彼らは2年間、これを知りながら行なっており、明らかに不公平で反競争的です

人のせいにするGoogleと、答えをボカすLyricFind

この訴状について、LyricFindとGeniusは米Gizmodoが求めたコメントを送ってくれていません。ですがGoogleの広報担当者は、コピーの疑いが最初に公表された日に、Googleが公開したブログ記事を参照するよう返答をくれました。その記事によりますと、出版社が歌詞のデジタルコピーを提供しない場合、Googleはテキストを第三者からライセンス契約するとあります。

私たちはこれらの歌詞を収集するために、ウェブサイトを徘徊したり収集したりすることはありません。検索の情報ボックスに表示される歌詞は、歌詞コンテンツのプロバイダーから直接提供されたものであり、新しい歌詞や修正が定期的に配信されるたび自動的に更新されます

そしてLyricFindも同日、「知らずに別の場所からGeniusの歌詞を入手していました」と可能性を示唆する声明を発表しました。


仕込まれた暗号という確たる証拠があるのに、GoogleはLyricFindのせいにし、LyricFindはなんだか曖昧な感じ。裁判の経過が気になりますね。

Source: Iapps, THE WALL STREET JOURNAL (1, 2), Google

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