Googleの通訳モードがスマホで使えるように。海外旅行のときに頼もしい

  • 13,249

  • author Sam Rutherford - Gizmodo US
  • [原文]
  • ヤマダユウス型
Googleの通訳モードがスマホで使えるように。海外旅行のときに頼もしい
Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

海外旅行での必須ツール度が爆上がり。

これからの旅行シーズンに間に合うよう、Google Assistantが良いタイミングでアップグレードされました。Google Assistant内のリアルタイム通訳モードがiOS、Androidでも使えるようになりましたよ(編注:編集部で確認したところ、iOSで言語設定が日本語の場合はAndroidと挙動が異なり、Google翻訳アプリを起動するようです)。

リアルタイム通訳モードは今年初めにCESで発表されました。ただしこれまでのところ、この機能はGoogle Nest Hubなどのスマートディスプレイでしか利用できなかったため、それほど便利ではありませんでした。

しかしアップデートによって、ユーザーは「OK Google、私の(ドイツ語、スペイン語、中国語などの)通訳者になって」や、「OK Google、私を助けて」と言うだけで、スマホでの通訳モードを有効にできます。通訳モードは最大44の異なる言語をサポートしますが、Googleいわく、将来的にはその数を増やしたいとのこと。


191216_google_inerpreter
Image: Google


プレビューイベントでこの通訳モードを試してみる機会がありましたが、休暇で旅行に行くなら信じられないほど便利でしょう。

通訳モードでは、スマホのマイクを使用して周囲の音を聞き、外国語をリアルタイムで書き起こすと同時に翻訳します。翻訳の最初の部分が終了すると、Google Assistantの画面下部に、翻訳した内容に関連する吹き出しが表示されます(註:GmailのSmart Reply的に)。これにより、話している人に簡単に応答できるようになります。

そこから、Google Assistantに操作を続けさせるか、自分の言語で何か話して通訳モードが他の方法で翻訳されるのを見て、リアルタイムでの会話を可能にします。複数人が話し合っているときの翻訳は不得意なので、できるだけ話者間で一時停止しながら話すようにしてください。

言語のバリエーションにも対応

この通訳モードでもっとも印象的だったのが、同じ言語でも地域ごとのバリエーションが含まれている点です。例えば、スペインで話されるスペイン語とアメリカやラテンアメリカで話されるスペイン語、または台湾で話される中国語と中国で話される標準中国語などは区別されます(不思議なことに、中国でもっとも広く話されている広東語はまだサポートされていませんが)。

通訳モードはデフォルトでは位置情報を利用して地域の言語選択をしますが、通訳モードを起動する際に標準のフランス語の代わりにケベック語のようなフランス語のバリアントも指定できます。

海外旅行時にさらに心強いツールに

通訳時に必要なのはWi-Fiまたはモバイルインターネット接続。ただ、Google Assistantのプロダクトマネジメント担当シニアディレクターであるLillian Rinconは、具体的な約束をしてないものの、将来的にはオフラインでの通訳モードも検討していると語っています。いずれにせよ、通訳モードがついにスマホでも利用可能になり、Google Lensのテキスト翻訳機能と組み合わせることで、スマホは旅行において非常に強力なツールになりました。

191216_google_inerpreter_2
Google Mapsには「現地語で場所名や住所を読み上げてくれる機能」が追加に
Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

最後に、通訳モードで翻訳ニーズを解決できないときのために、Googleは小さなスピーカーアイコンをGoogleマップに追加するようにしています。スピーカーアイコンを押すと、スマホがその場所の名称を母国語で発言してくれます。これは大きな変更ではありませんが、タクシーの運転手に行きたい場所を伝えたいときなど、特に文字ベースの言語を使う国においては自分で発音するのが困難な可能性があるため、非常に便利です。

通訳モードとGoogleマップの翻訳ボタンの更新は12日から開始されています。外国語で問題が発生した場合は、Googleアシスタントに問い合わせてみると良いでしょう。

    あわせて読みたい