廉価版戦略、成功か。
2018年に登場した、廉価な「iPhone XR」。その役目は後継機種に取って代わられたのかな…と思いきや、なんと2019年第1〜3四半期で最も売れているスマートフォンだということが判明したのです。
Counterpointの調査によると、もともと2018年第3四半期の売り上げではiPhone XRはトップでなく、むしろランキング5位と平凡なスタートだったそう。しかしその後にモリモリと売れだし、2019年第3四半期には市場シェアの3%を獲得するに至ったそうです。
なお、2019年第3四半期のiPhone 11の売り上げは、iPhone XR、Galaxy A10、Galaxy A50、Oppo A9に次ぐ5位だったそう。iPhone 11の順位が低いのは、発売が9月20日と第3四半期のほぼ終わりだったことが影響しているんでしょう。
ニュースやテックメディアでは新機能を搭載したハイエンドモデルに注目が集まりがちですが、実際の店頭では価格やとっつきやすさなどの要素も大事。私も母のために、iPhone XRの購入を手伝ったことがあります。
iPhone XRの勢いはこのまま続くのか、あるいはiPhone 11やその後の廉価版iPhoneに取って代わられるのか…もう少し、その活躍を見守りたいですね。
Source: Counterpoint via 9to5Mac