Linkも来たし、最近のQuestつよつよでは?
約5万円で買えるスタンドアローンVR HMD「Oculus Quest」に、最新アップデートでハンドトラッキング機能が追加されました。トラッキングのために新たなコントローラーやセンサーは必要なし、HMD側のカメラで認識するようです。
奥行きの認識や、指をつまんでのスクロール、スクラブの移動が出来ているのがわかります。
「オイオイ神機能じゃんQuestはじまったな」と思ったのですが、現在は「Oculus Browser」「Oculus TV」などの主要アプリのみに対応しているとのこと。開発者向けのSDKが来週公開されるらしいので、ハンドトラッキングを活用したアプリが広まるのは2020年からになりそうです。
このハンドトラッキング機能自体は今年9月に開催されたイベント「Oculus Connect 6」にて2020年初めごろにリリース予定だと伝えられていました。何かが上手くいったのか、予想以上に早く実装されたかたちです。CNETによると、ハンドトラッキングの動作はMicrosoftの「HoloLens 2」とほぼ同じように感じられたとのこと。6桁万円のデバイスに迫る体験とは、なかなかやるじゃないの。
「Oculus Quest」でハンドトラッキングを有効にするには、v12へアップデートしてから「Experimental Features」の項目で設定する必要があります。最近では「Valve Index」のフィンガートラッキングも盛り上がってますし、2020年のVRは指先表現に注目が集まるやもしれませんね。
Source: Amazon