子供たちから大人者になりそう。
東京五輪はスポーツの祭典ではありますが、私たちの知らないところではオリパラ関係のビジネスが星の数ほど生まれています。
「東京2020ロボットプロジェクト」に参加しているトヨタ自動車もまた、アスリートたちの競技の裏で活躍するロボットを作っており、マスコットである「ミライトワ」と「ソメイティ」がロボット化されています。
前回の記事では、なんとなくの動きしか見られませんでしたが、今回新たに、2本の動画でもう少し詳しく2体ができることが見られるようなりました。
遠隔操作
どちらかのロボットを人の手で動かすと、別の一方がまったく同じ動きを同時に模倣します。これはどっちから操作してもOKです。
片方が風船を持っていたら、持っていない側にも、あたかも風船を持っているかのような反力が伝わるとのこと。にも関わらず、ロボットの腕の重さを感じないよう、軽い力で動かせるよう機械的な補助が働きます。
しかし目がランダムに瞬きするのが可愛いです、それをするだけで「生きている」と錯覚しそう。
コミュニケーション
20個の小型関節ユニットのおかげで、柔軟に首や手足が動かせるマスコットたち。近くにいる人を認識できるため、目の表情と動作でいろんな感情を現すこともできます。
そして日本語と英語による音声認識機能が搭載されているので、理解するアクションを再現してくれます。走る以外には何ができるのか、無茶ブリしてみたいですね。
実際に会うには?
トヨタによりますと、これらのマスコットたちと、もう一体遠隔操作ができるヒューマノイド「T-HR3」が、12月18日から21日に東京ビッグサイトで開催される「2019国際ロボット展」に出展されるとあります。
ブースに行けば、ラッキーな来場者だけがマスコットと握手ができるかも? とのこと。相手がロボットとはいえ、キュンときちゃいそうですね。
Source: YouTube (1, 2), 2019国際ロボット展 via トヨタ