テクノロジーの発展を支えているのって人間の欲望だと思います。
もっとこうしたい、ああしたい、自分の体がもうっとこうなってくれたら…、そういう「満たしたい気持ち」が医学にしろ技術にしろ、その進歩を加速させていると思うんです。つまり、人間の心と体はテックと綿密な関係を持っていると言えるでしょう。それを裏付けるように、今年もたくさんの肉体関連テックニュースがありました。
というわけで、一年を振り返って、ちょっぴり下世話でくだらな面白い記事を選んでみましたよ〜。
悲報!ペニス増大化手術はほとんど詐欺だったことが判明
しょっぱなから身も蓋もない衝撃ニュース。日本だと真珠を埋め込むって都市伝説がありましたけどね…。
こんなことに大金を注ぎ込むくらいなら、「スウェーデン製ペニス肥大パンプ」を試した方がいいですね。ほら、あの『オースティン・パワーズ』に出てくるやつですよ。
ペニスの手術はダメでも、セクシーなお腹は人工的にゲットできちゃうみたい。
来年の夏には間に合う。お腹を人工的にシックスパックに割る手術
「人工的にシックスパック」という通り、本当に人工的です。アーノルド・シュワルツェネッガーの天然ものに慣れ親しんでいる私の目は肥えているので、脱いだ男性の体がコレだったら、ちょっと許せないかも…。
でも、誰だって美しい体には憧れますからね。手術の痛みとその後の努力に耐えてまでシックスパックになりたいという気持ちは高く評価しちゃいます。(どんな目線で語っているんでしょうね、私ったら)。
いい体を手に入れたら、やることはひとつ。パートナー探しです。でも欲張っちゃいけません。テックは不届き物を成敗する「ハンディ・桃太郎侍」にだったなるんです。
朝4時に彼氏の「身体活動レベル」が急上昇。Fitbitが彼氏の浮気を検知!
もうね、「Fitbit云々」というより、「朝の4時に」というのがパワーワードすぎ。考えてもみてくださいよ、朝の4時に起きてエクササイズとかどんなモチベーションでしょうかね。これを読むと、夫婦円満な秘訣は「ずぼら」なんだろうなと思います。私にはこんなモチベーションない。
アクセサリーとしてつけられる避妊薬が開発されている
お次はプロテクションのお話。避妊薬と言えばピルが一般的ですが、あれはとても煩わしい。決まった時間に飲まないといけないし、飲み忘れすることは許されません。本当、大変なんですよね。そこで、ジョージア工科大学が身に着けるタイプの避妊薬が開発中なんですって。
アクセサリーというのは手軽でいいですね。でも果たして副作用はどうなるのでしょう? 私は若い頃にホルモン治療用にピルを処方してもらったことがあるんです。しかし副作用が激しすぎて寝込んでしまったんです。頭痛に吐き気、目眩に動機と、その日の予定をみんなキャンセルしてしまったほど。
すぐに使用を停止しましたが、アクセサリーになってもホルモン剤を体内に入れることには変わらないので、人によっては副作用は出るのでしょうかね。気になるなぁ。
中国の病院には搾精マシーンがある
アメリカで避妊薬が開発中なら、中国では精子バンク用搾精マシーンが病院にお目見え。外見のインパクトが凄い。
真面目な取り組みのはずなんですが、ディストピア感が凄まじい。病院で自慰行為してもらわなくてもいいように、というのが開発のモチベーションのようですが、本当にこれでいいんですかね?
エッチなiPhoneユーザーが増えた? ポルノサイトへのアクセスで、Androidを上回る…
最後は最近のニュース。わたしたちiPhoneユーザーにとんだ風評被害をもたらしそうな衝撃な内容が報じられました。
ポルノをデジタル消費するのが一般的になってきた昨今、コンビニからエロ本が消えるのもしょうがないことなのでしょうね。子供の頃、裏山で見つけたエロ本にワクテカしたのは今でも楽しい思い出です。みんなで秘密基地を作って、その中でギャーギャー言いながらページをめくったなぁ。
テック進化の一方で、失われた楽しみもあるんですよね。