OK Google、活躍の場をもっと広げて!
開催中のCESで、アメリカン航空がGoogle Assistantoの通訳モード(Interpreterモード)をサービスに活用することを発表しました。通訳モードは、昨年のCESでGoogleが発表した会話をリアルタイムで翻訳できる機能。
アメリカン航空がGoogle Assistant通訳モードを採用するのは、空港ラウンジ。ラウンジ職員(プレミアムカスタマーサービス担当者)が、Google Nest Hug経由で通訳モードを活用することで、さまざまな国の人々への、より良いサービスの提供を目指します。
ただ、Google Assistantによる通訳モードは、あくまでもラウンジ職員の補佐という位置付けのようで、マルチ言語に対応できるスタッフが不在のときのみ利用するとのこと。
先週からすでに、ロサンザルス国際空港の3つのラウンジで、通訳モードの使用が始まっているとのことですが、今後の広がりについては明らかにされていません。通訳モードは現段階ではビジネス向け想定で、29ヶ国語対応で今年一般公開予定。アメリカン航空の活用は、この一般公開に先駆けてスタートしているので実験的取り組みなのかもしれませんね。
今年のCESでは、42言語対応の読みあげ機能が発表されたGoogle Assistantですから、言語はお得意。今後さらに活躍の場が広がりそうですね。
Source: The Verge, American Airlines