もう、空気清浄機を持ち運ぼう…。
花粉の時期が来るたびに、それができたらどれだけ楽か!と思ったことがありますが、リアルにできるようになるかもよ? なアイテムが、CES 2020にて発表されていました。

これは「Atmos Faceware」。一見VRグラスっぽい形をしていますけど、装着するのは目ではなく口元。本体背面からファンによって空気を取り込み、高性能なエアフィルターで有害物質を除去。
顔の前には、常に清浄な空気が送り込まれるというアイテム。つまり、これは装着する空気清浄マスクであり、パーソナルな空気清浄機なのです。

装着している姿が…こう。
いや、冗談じゃなくて、本当にこう装着するアイテムなんですって。
顔とAtmos Facewareとの間は密閉されてないけど、公式ページによると、外部の空気を遮断して、顔の前に陽圧の空気のポケットを作り出すような構造だから大丈夫みたい。
バッテリーは約5時間程度は持続しますが、重量は290グラム。モバイルバッテリーくらいの重量を顔に装着するという覚悟は必要ですね。マスクのフィルターは約1か月ほど持続し、独自に検証されたテストによると、性能は主要なマスクよりも5〜50倍優れているとか。…ほ、ほんとかな?
いや、最近は魔法じみたテクノロジーが次々に現実になっているわけですし、実際に試してみたらめちゃくちゃ快適で目の覚めるような体験になる可能性もあります。
Atmos Facewareは7月に出荷開始で、350ドル(約3万8037円)で予約注文できます。高性能マスクを上回る快適さと清浄さが得られるか?に加え、これを装着して活動できるか? 焦点はそこになりそうです。
Source: DIGITAL TRENDS, THE VERGE, Ao Air