中国EVメーカーByton、ダッシュボードに横幅1.2mのスクリーンを持つEV「M-Byte」を発表 #CES2020

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  • author 岡本玄介
中国EVメーカーByton、ダッシュボードに横幅1.2mのスクリーンを持つEV「M-Byte」を発表 #CES2020
Image: ars TECHNICA

運転に集中できなさそー。

中国のEV新興企業Byton(バイトン)が、CES 2020にて新開発の自動車「M-Byte」を発表しています。

これの何がスゴいかって、ダッシュボードの右から左までを覆う、48インチのスクリーンがドドーンと設置されているところ。横幅が1.2mもあるので「前が見えないんじゃ…?」と心配になってしまうほどです

しかも「M-Byte」にはハンドルにも、そして運転手と助手席の間にも、それに後部座席にも、タッチスクリーンが設置されているのです。

車内はスクリーンだらけ

まずは、ハンドルにある「ドライバー・タブレット」や座席の「セントラル・タッチパッド」から、ダッシュボードのスクリーンを遠隔操作するのがわかるプロモーション映像をどうぞ。

Video: Tom Moloughney/YouTube

エアコン操作や音楽再生はもとより、テキストメッセージのやり取りもでき、自動でスクリーンの明度が調節されます。そして左右の後部座席同士で『PONG』が対戦できたり、最後は運転手によるジェスチャー操作で音量を変える様子もありました。いずれも、スマホに慣れていればすんなり使えそうですよね。

Alexaから巨大スクリーンを操作する

ではAlexaと連携し、巨大スクリーンが運転手をアシストする様子をどうぞ。

Video: Tom Moloughney/YouTube

後部座席にもAlexa内蔵のスクリーンがあります。ここまで自動車にタッチスクリーンって必要なのでしょうか?

ars TECHNICA によりますと、バイトンはXperiのデジタルHDラジオ、ViacomCBSの映像がストリーム配信されるほか、AccuWeatherによるローカル天気予報や、Road.Travelによる旅行予約、そのほかにも映画やゲームなどのエンターテイメント系コンテンツも楽しめます。もうほとんど、タイヤと座席が付いたスマホに乗っているような感じですよね。

くわえて顔認識機能を搭載し、ユーザーの個人情報をクラウド保存するため、別のバイトン車に乗っても設定などが引き継げるようになっているようです。

出荷は今年か来年か?

TechCrunchによりますと、「M-Byte」は、南京にある工場で生産され、今後18カ月以内に中国、アメリカ、ヨーロッパで発売される予定とのこと。価格はアメリカで4万5000ドル(約490万円)になるようです。

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Image: ars TECHNICA

EVといえばTesla

ところでEVといえばTeslaが代名詞のようになっていますが、Tesla車は自動縦列駐車がBMWより優秀だったり、駐車中のTesla車を監視する「セントリー・モード」が各地で自動車泥棒や十円パンチの犯人を捕らえることに成功していたり、ニューラル・ネットワークが信号の色や障害物などを検知しながら走行したりと、電気自動車だったり自律運転車だったりというメリット以外にもユーザーに貢献している部分がたくさんあります。

横幅1.2mのスクリーンはいかにも「CES」っぽいですし、たいへん魅力的ですが、ユーザー目線だと安心して運転できるクルマの方が有り難いよなぁ、と思う人も多いのではないでしょうか?

Source: YouTube (1, 2) via ars TECHNICA, TechCrunch

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