初代iPod、わずか10ヶ月のスピード開発だったみたい

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  • author 塚本直樹
初代iPod、わずか10ヶ月のスピード開発だったみたい
Image: Alena Veasey/Shutterstock

スピード勝負。

音楽の楽しみ方を大きく変えた、初代iPod。その開発はわずか10ヶ月でおこなわれたことが、関係者の証言により判明しています。

これは、Appleでシニア・ヴァイス・プレジデントを務め、さらには「iPodの父」と呼ばれることもあるTony Fadell(トニー・ファデル)氏が明かしたものです。彼によると、2001年1月の初週にAppleからの打診があり、その月の第4週からiPodのプロジェクトチームのコンサルタントに就任。ただし。そのときにはiPodという製品名称は決定されておらず、「P68 Dulcimer」という開発コードで呼ばれていました。

そしてFadell氏は3月にジョブズへとプレゼンを行ない、4月には部品メーカーとの契約を結びます。10月にはiPodが正式発表され、11月に消費者へと初めて出荷されたのです。

直接の比較はできませんが、スマートフォンの場合ですとコンセプト作成から出荷まで、1年〜2年ほどかかるのが普通です。ただしiPodは通信機能を搭載しない音楽プレーヤーなので、より短い期間での開発も可能だったのでしょう。

現在、音楽プレーヤーは高級機をのぞいて、その役割をスマートフォンに譲ろうとしています。たくさんの音楽を持ち歩くというアイディアをより身近にしてくれた初代iPodの偉業は、テック業界の歴史にいつまでも残ることでしょう。

Source: Patrick Collison/Twitter via Apple Insider

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