Xiaomiのスマートカメラ映像流出を受けて、GoogleがNest連携を停止

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Xiaomiのスマートカメラ映像流出を受けて、GoogleがNest連携を停止
Image: Josh Edelson (Getty Images)

こういう問題、これからも増えそう。

Google(グーグル)は先日、Xiaomi(シャオミ)のデバイスからのNest Hub(ネスト・ハブ)とAssistant(アシスタント)へのアクセスを停止しました。これは、Xiaomiのユーザーがデバイスを彼のGoogleアカウントにつないだところ、赤の他人のカメラ画像を見ることができたとの情報があったためです。Redditのユーザーがこの不気味な現象を投稿し、Android Policeが最初に報じました。

「問題は弊社も認識しており、現在Xiaomi社と連携して修正を行なっています。当面の間、Xioamiデバイスとの連携は停止します」

Googleの広報は米Gizmodoに答えました。

問題発覚の経緯

RedditユーザーのDio-V氏が投稿したところによると、新しく購入したXiaomi Mijia 1080P スマートIPカメラの映像をGoogle Nest Hubからストリーミングしようとしたところ、Googleと連携した他人のデバイスで撮影されたと見られる画像を送って来たのだそうです。彼の添付した映像には、ベビーベッドで寝る赤ちゃん、玄関、椅子に座ったまま寝る男性などがはっきり写ったランダムな写真(いくらかの画像部分的に破損していましたが)が多数ありました。これらの画像がどこで撮影され、画像が表示されるまでどのくらいの間カメラが作動していたのかなどは不明です。

Vergeによりますと、オランダ在住のDio-V氏は、投稿の後にGoogleから連絡を受けたことを認めましたが、Xiaomiからは何の連絡も来てないそうです。米GizmodoはXiaomiにコメントを求めましたが、沈黙を守ったままです。

現在までこの問題が報告されたのがRedditの投稿一つなので、これが嘘なのか本当にセキュリティ上の問題なのかは分かりません。しかし、素早い対応を見るに、Googleはこれをかなり真剣に受け止めていることが分かります。恐らく、Ring(リング)の複数のカメラハッキング事件に対するいい加減な対応が大批判を受けたのを見て、同じ轍を踏まんとしているのでしょう。Ring及びその親会社であるAmazon(アマゾン)は現在、プライバシの侵害、契約不履行、そしてあまりに適当なセキュリティ意識によって、ハッカーが同社のセキュリティデバイスを好き放題にできたことに関して集団訴訟を起こされています。


編集部追記Android Policeは、1月3日付けで以下のようなXiaomiのコメントを掲載しています。

Xiaomiは常にユーザーのプライバシーと情報セキュリティを最優先にしています。私たちはMi Home Security Camera Basic 1080pがGoogle Home Hubに接続しているときに静止画を受け取るという問題があることを認識しています。

私たちのチームは、即座に問題解決のために行動を起こしており、問題は現在修正されています。調査の結果、この問題は2019年12月26日のカメラストリーミング品質を改善するキャッシュアップデートによって引き起こされたことを確認しています。この問題は非常に限定された状況でのみ引き起こされるものです。今回に関しては、Mi Home Security Camera Basic 1080pとディスプレイ付きのGoogle Home Hubとの統合が貧弱なネットワーク状況で行なわれたために発生しました。

私たちはまた、そうした統合をしているユーザーが1044おり、極端に貧弱なネットワーク状況にある少数のみが影響を受けうることも発見しています。この問題はカメラがXiaomiのMi Homeアプリに連携されているなら発生しません。

Xiaomiはこの問題についてGoogleと連絡を取り解決しています。また、このサービスを根本的な原因がか完全に解決されるまで停止ししています。こうした問題が再発しないことを確認するためです。

また、同メディアは2020年1月6日付けで「(前略)カメラ以外のデバイスはGoogle Nest Hubで利用可能です」というXiaomiのコメントを掲載、そこから翻って「カメラについては現在調査中だと思われる」との見解を示しています。2020年1月14日時点では続報がないため、まだXiaomi製カメラとの連携は停止されたままなのではないかと思われます。

Source: Android Police

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