中免で乗れるくらいの馬力?
2019年夏に、ハーレーダビッドソンが初の電動バイクLiveWireを発売したのは記憶に新しいところ。スマホと連携して、ある意味バイクをガジェット化させてしまった、革新的な一台でした。
そして今度は2021〜2022年内に、「ミッドパワー」というクラスの新しい電動バイクをリリースする計画があることを、electrekが報じています。
今度はダートトラック風
このバイクはダートラのXG750Rにとても似ており、最近流行りのスクランブラースタイルも近いかと思います。トップ画像の左右は微妙に違うものの、方向性は同じですよね。
この「ミッドパワー」は名前ではなく、LiveWireを「ハイパワー」クラスとした、その下の階級にあたるという意味です。こちらの画像では、ハーレーが計画しているクラス分けがわかり、下にはスクーター型の「ロウパワー」も用意されているのがわかりますよね。

ちなみにスタイリッシュな電動モーターサイクルと子供用も、以前にお伝えしていますよ。
とあるパーツからパワーを推測してみる
イラストはまだコンセプトの段階なので、実車になるとアチコチ変更になる可能性が大いにあります。ですがそれを踏まえて、フロントフォークにディスクブレーキが1枚しかないということは、もしかするとガソリン車でいう250ccくらいのパワーを想定しているのかもしれません。
当然ながらLiveWireは、ディスクが2枚でしたし、中国向けの338ccハーレーも、イタリアのベネリの300cc「TNT300」をベースにしているのが真実なら、2枚です。なので1枚なのは、それだけ速くないってこと?って思うんですよね。とはいえ後輪にもディスクブレーキが見られるので、実際は400ccくらいのパワーになるのか?とも思わせてくれます。いずれにせよ、続報で詳しいスペックを待つしかありません。
アメリカンスタイルの電動のは出るの?
LiveWireがヨーロピアンスタイルで、この「ミッドパワー」はダートラ風です。ハーレーといえばアメリカン!というイメージなのに……そのアメリカンスタイルな電動モーターサイクルはいつ出るのでしょうか?
なーんて書いてる筆者は、実はセパハン入れたカフェレーサーが好物なんですけどね。
Source: electrek