トラディショナルでいきましょう。
ゼンハイザーの密閉型ヘッドフォン「HD25」は、1988年から続くロングセラーモデルとして今なお改修が続く愛されモデル。今年20周年をむかえるPS2より長い歴史をもつヘッドフォンです。っていうかPS2が20年前という事実がひたすらに重い。
多くの派生モデルをもつHD25シリーズですが、このうちミニマル路線に振った「HD25 LIGHT」がリニューアルしました。直近の改修は2016年ですから、4年ぶりのアップデートになります。

新しくなったHD25 LIGHTが目指したのは、お手頃価格×ミニマルデザイン×HD25サウンドのさらなる実現。もともとLIGHTはヘッドバンドを簡素にして値段をおさえたローコストモデルでしたが、2020年モデルはHD25サウンドをさらに突き詰めつつ(HD25と同じドライバーを採用)、ヘッドバンド周りをやや改良。かつ、お値段は99.95ドル(約1万1000円)にまとめてきました。
仕様に大きな変更はなく、旋回するハウジングや両出しケーブル、周波数特性30Hz〜16kHz、最大音圧114dBといった部分は2016年モデルと同様。相変わらずDJのモニターにも最適でございます。
調べてみたら、2016年モデルのHD25 LIGHTのサウンドは、HD25とは結構違ってたそうな。2020年モデルになって、そこがどれくらい近づいたのかは気になるところです。ノイキャンもワイヤレスもないけど、歴史あるサウンドってのを一台は持っておきたい。おきたくない?
Source: ProSoundWeb