Appleも独自開発ですしね。
未だに出口の見えない米中貿易戦争ですが、そんな中で中国のHuawei(ファーウェイ)が、独自に地図サービスを開発するとのニュースが入ってきました。
Reutersの報道によると、Huaweiはオランダ企業のTomTomと提携し、地図サービスを開発します。両社はすでに契約をすませており、今週中にも正式に提携が発表されるそうです。
TomTomは、Huaweiにたいして地図や交通情報、ナビゲーションツールを提携します。このTomTom、なんとApple(アップル)のApple Mapsにもデータを提供した実績があるんだとか。一方で、TomTomは独自にiOSやAndroidアプリの提供を続けるそうです。
Huaweiといえば、独自の地図サービス「Map Kit」の開発が報じられたこともあります。その時は、ロシアのテック企業のYandexとHuaweiの通信ステーションをからのデータを組み合わせるとされていました。
Huaweiの最新スマートフォン「Mate 30シリーズ」ではGoogleサービスが利用できず、今後この方針が緩和されるかどうかも不明です。そんな中、Huaweiが生き残りを図るために独自サービスの開発をすすめるのは、至極当然な気がしますね。
訂正[2020/01/23]記事初出時、Androidサービスが利用できないと表記していましたが、「Googleサービスが利用できず」の誤りでした。謹んで訂正いたします。