フロリダ発:あまりの寒さにイグアナが空から降ってきまくり

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  • author Yessenia Funes - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岡本玄介
フロリダ発:あまりの寒さにイグアナが空から降ってきまくり
Image: Eric Blake/Twitter

本日は、雨時々イグアナです。

今、フロリダがとても寒くなっています。それはどういう意味か? そう、空からイグアナが降ってくるということですね。

これはホントの話で、アメリカ国立気象局マイアミ支局では、「イグアナが木から落下する可能性あり」というツイートで注意喚起するほどなんです。

彼らは21日火曜日に、その晩から水曜日にかけての気温が-1〜-4度台に下がり、イグアナが木から落下する可能性がある、と警告しました。そして水曜日の朝、Twitterユーザーたちにより実際に多くのイグアナが落ちていたことが確認されました。

気象学者と地元の記者たちは、落下したイグアナたちを記録し、歩道で動かず横たわっていたり、空から落っこちてくるイグアナに重々気を付けるよう注意を促しました。誰も可愛そうなイグアナが、動けるまで温まる前に轢かれて潰れるのを見たくないのです。

冷血動物のイグアナ

小学校の理科の授業で、冷血動物と温血動物の違いを習ったことを覚えていますか? 今のフロリダは、教科書から飛び出した「現実世界」での良い例となっています。

イグアナは冷血の爬虫類で、気温が低い(もしくはフロリダ基準で)と身体能力が止まってしまいます。なのでフロリダで歩道に落ちてきたイグアナたちは、死んでもおらず、凍ってもいません。彼らは身体が温まるまでの間、身体機能をちょっとだけ一時停止しているだけなのです。

続々と投稿されるイグアナたち

このイグアナは、あたかも『ハリー・ポッター』で「ペトリフィカス・トタルス(全身金縛り)」の呪文にヤラれたみたいになっていますね。反り返ったまま固まっています。

でも歩道の上でこんなになっているだなんて…まぁ下記の投稿にある、車道の端っこで固まっている仲間よりマシだと思いますけども。

もしくは車道で伸びているコチラ。投稿者は「死んでるかも」と書いていますが、どうでしょうね。一応潰れてはいません。でも皆こんな感じなのです。

続いてこちらも、路上でくたばっています。

次の投稿者は、犬が玩具と間違えて噛み殺してしまわないよう、イグアナを別の場所に移しています。もしも愛犬がイグアナを咥えて家の中を走り回ったりしたら…そんな光景は見たくありませんよね。

去年も災難に遭ったイグアナたち

イグアナたちは2018年1月にも、極循環がフロリダにもたらした寒気で、ほかの野生生物同様、被害を受けたことがあります。そして実はイグアナは侵略的なため、わたしたちにとってもイグアナは脅威となっています。さらにフロリダ州は、人々にイグアナを殺すよう促しています。フロリダの路上は寒くて危険ですが、イグアナたちは必死なのです。

1985年並の寒さだった

今年の寒波は、まだ記録を更新していません。アメリカ国立気象局いわく、1月22日の最低気温は、1985年にマイアミが-1度を記録し、フォート・ローダデールが-1.6度に下がったときに戻ったようだ、と報告しています。記録更新には至らなかったものの、マイアミは4.4度が最低気温だったので、イグアナが空から落ちてくる寒さになったのでした。幸運なことに、午後から気温が上昇するにつれて、イグアナがこれ以上落ちてくる可能性はゼロになってゆくでしょう。


Source: Twitter (1, 2, 3,4, 5, 6)
Reference: Warner Bros. Japan

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