iPhoneの複数のレンズで同時に撮影できるアプリ「DoubleTake」

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iPhoneの複数のレンズで同時に撮影できるアプリ「DoubleTake」
Image: Filmic via Gizmodo US

ただしiPhone 11とiPhone XS/XRだけ!

昨年の秋のiPhone 11の発表イベントで、Filmic Proの開発者はステージの上でiPhoneのフロントカメラとリアカメラの両方で同時に動画を撮影できるアプリをお披露目しました。そして今回、同社から新アプリ「DoubleTake」が公式にデビュー。

iPhoneの複数レンズを利用し、同時に2台のカメラレンズから動画を撮影することができます。日本語にも対応しています。

このアプリを開発しているFilmicは、最終的に今回の新しいDoubleTakeの機能をマニュアルビデオカメラアプリ「Filmic Pro」(有料)に統合していく予定ですが、現時点では、DoubleTakeは無料のスタンドアロンアプリとしてリリースされ、最新のiPhoneのすべてのカメラを最大限に活用できますよ。UIはかなり合理化されていて、画面を数回タップするだけでさまざまなカメラビューを切り替えて、撮影したいレンズを選択することができます。

複数のレンズで撮影した映像を簡単にひとつに

「ショット/リバースショット機能」では、フロントカメラとリアカメラの両方から同時に動画撮影ができるため、iPhone単体で例えばテーブルを挟んで対談する人たち両方の反応を捉えるインタビュー映像の撮影が簡単にできるようになったりします。また、別のカメラを使用して録画しながらフレームの端っこに小さく動画を配置できるPicture-in-Pictureモードもあります。

Video: FiLMiC Pro/YouTube

DoubleTakeは古いiPhoneにもインストールはできるのですが、複数のリアカメラを同時に使用してビデオ撮影するには、最新モデルのiPhone(iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxなど)が必要になります。iPhone XS時代のデバイスは、フロントカメラと、1つのリアカメラだけの映像を同時に撮影することだけに限定され、それ以前のiPhoneは、1つのカメラでしかビデオを録画できません(つまり何の意味もない)。また、どのiPhoneで撮影しても、技術的な制限により、録画の画質は4Kではなく1080pになります。

またISOやシャッタースピード等の、現状のFilmic Proアプリにあるような高度なビデオ撮影機能を必要としている方は、今回の「DoubleTake」アプリが「Filmic Pro」アプリに統合されるまで待つ必要があります。

Androidスマホにはすでに似た機能が使えるものも

DoubleTakeはiPhoneユーザーが1台のデバイスで、マルチカメラ録画の楽しさを発見するための素晴らしいアプリだと思いますが、Androidでは2013年からSamsung Galaxy S4等で、同様のことはすでに出来ていました。

さらに最近では、Galaxy S7はダウンロード可能なカメラアドオンを搭載していて、フロントカメラとリアカメラの両方を使用して動画撮影することができますし、2017年、ノキアはNokia 7とNokia 8にBothie modeいう名称の機能を導入していますし、LGは、マルチカメラの写真と動画の撮影機能をLG V40に搭載しています。

どちらにせよ、今発売されているほとんどすべてのスマートフォンにはリアカメラとフロントカメラが搭載されていて、カメラレンズの数はなぜか年々増えています。iPhoneユーザーもAndroidユーザーも、レンズの数を生かして、誰でもクリエイティブな表現を可能にするのは素晴らしいことですね。

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