ドリンククーラー「Juno」ファーストルック:アツアツ珈琲がすぐに冷えるぞ〜 #CES2020

  • author Victoria Song - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岡本玄介
ドリンククーラー「Juno」ファーストルック:アツアツ珈琲がすぐに冷えるぞ〜 #CES2020
Image: Victoria Song (Gizmodo)

カフェやバーで重宝されそうです。

ここ数年、Matrix社は体温で動くスマートウォッチで知られるようになりました。ですが彼らは「CES 2020」にて、熱電技術を使って異なる取り組みをしていることを発表しています。その最新ガジェット「Juno」は、激アツドリンクを超高速で冷ますのに、一役買ってくれます。

Video: MATRIX Industries/YouTube

ブースのデモは手品みたいだった

「CES 2020」で実際目にした「Juno」は、Matrixの言葉通り、宣伝したことを忠実に守って動いていました。ブースに到着すると、Matrixのスタッフがピーチ味のソーダ缶をくれました。そこでは、すべてがマジックのトリックのように仕組まれているんです。手渡された缶は冷やされておらず、室温と同じであることを確認しました。それから、缶を「Juno」の中に置き、ボタンが押されて、スタッフと雑談をすること大体1~2分後…氷も入っていないのに、冷たくなった缶を手渡されたのでした。

これと同じマジックは、カップに淹れたてのホットコーヒーにもかけられましたよ。最初に、湯気が立つカップが熱いことを確認させられ、そのコーヒーは魔法瓶に注がれて「Juno」内に置かれました。ソーダ缶より少し長めに待たされましたが、出てきたコーヒーはとっても冷たくなっていたのでした。

そのメカニズムとは

「Juno」は、熱電性冷却エンジンとMatrix Industries社による独自の混合メカニズムを使い、お風呂のように液体に浸けて冷却を行います(確かに、飲み物の容器は少し濡れて出てきます)。これは基本的に、一種のペルチェ式冷却装置であり、飲み物の周りで液体がグルっと回ることで、不要な熱を奪い去るのです。

Matrixいわく、「Juno」は350mlの缶ビールを22度から3.8度まで、たったの2分間で冷やすことができるとのこと。同様に、瓶入りワインなら、1本を約5分で冷やすことができる、と話しています。

なぜこの装置が必要なのか?

素晴らしいガジェットではありますが、Matrixの最高技術責任者であるダグラス・サムCTOに厳しい質問を投げかけてみました。

それは「基本的に2つ3つの氷を使えば同じことなのに、どうして300ドルもするこの装置を使うのか?」というもの。そしてサム氏はすかさず、「氷が溶けると、飲み物が薄まるからですよ」と答えてくれました。

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Image: Victoria Song (Gizmodo)

まぁ確かにそうですけども。溶けた氷でちょびっとだけ水っぽくなった飲み物については、先進国じゃないと取り沙汰されない問題のような気がします。さらにサム氏は、この問題は完璧な飲み物を作ろうとしているバーテンダーにとっては深刻な問題だ、とも話してくれました。

こうした製品は、節電効果が見込めます。これは化学物質や冷媒に頼らないため、冷蔵庫のスペースが限られているスタジアムのようなイベント会場にて、環境に優しいという利点もあります。また携帯性もあり比較的小型なので、中小企業で来客に冷たい飲み物を出す際にも便利です。

見た目と、連携アプリがないシンプルさ

人目を引く家電として、Matrix社はひとつ抜きん出ているかもしれませんが、普通の人が自宅に導入したくなるアイディアかな?と考えるとピンと来ないかもしれません。とはいえ、クールでシュっとした外観のデバイスですよね。LEDはシンプルで、スイッチを入れると赤く光り、飲み物が冷たくなるに従って青へと変わっていきます。ちょっと凝った仕掛けかもしれませんが、個人的には気に入りました。

また、これはスマート家電なのにも関わらず、連携アプリがないのも嬉しいいところです(世の中にはアプリが多すぎる!)。各ドリンクに対する設定の変更は、このデバイスを操作して行えるのです。

Matrixによりますと、本日より「Juno」は、希望小売価格より少し割引された200ドル(約2万1,600円)で予約注文ができるようになっており、今年の第3四半期中に出荷される予定とのことです。

いずれはコーヒーメーカーのように、あちこちで当たり前に置かれるようになるかもしれませんね。

TE TECHNOLOGY, INC., YouTube via INDIEGOGO

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