エッモモモモモ。
「MS-20」は1978年にKORGがリリースして大ヒットしたモノシンセなのですが、2013年には小型化した「MS-20mini」、2014年にはユーザー自身で組み立てる「MS-20kit」(こっちはフルサイズ)など、何度かの復刻モデルをリリースしてきました。良い音してますでしょ?
して、時は西暦2020年。ヴィンテージシンセの復刻が盛り上がるなか、銘器は三度蘇る。オリジナルと同じフルサイズモデルの「MS-20 FS」が、新規カラーを伴い数量限定で登場しました。

粉体塗装(パウダー・コーティング)によるグリーン、ホワイト、ブルー、ブラックの4色カラバリが登場。いやもうこのグリーン、めっちゃ美味しそう。このカーキっぽいグリーンの感じは、iPhone 11Proに近いものがありますね。でもでもMono/Polyっぽいブルーも素敵だな〜。
もちろん、当時のアナログ回路を完全再現。どうやら、2013年のMS-20kitを組み立て品として再生産しつつ、そこにカラバリを加えたカタチのようです。もともとMS-20kit自体が少量生産だったみたいですから、当時手に入れられなかった人にとっては、6年越しの嬉しいサプライズになったのでは?

パッチケーブルもカラバリに準拠。こういう細かいマッチングがうれしいのだよ〜。KORGいわく「MS-20はシンセサイザーのコルグというブランド・イメージを象徴するとても大切な存在です」とのことで、MS-20には大きな思い入れがあるみたいですよ。アツいねぇ。
発売時期と価格は未定。仕様はMS-20kitと同じで、MIDI IN端子やUSB端子も備えています。普段の音楽制作やパフォーマンスに使ってもよし。むしろ、「欲しい」の気持ちだけで買ってもよし。在るだけで嬉しい存在とは、こういうモノでしょうよ。
Source: KORG