生ける吸血鬼の誕生秘話!
マーベルコミックス原作の新たな映画『モービウス』の予告編が公開されました。今作はマーベルを代表する吸血鬼キャラクターを主人公とするちょっと変わり種なマーベル映画となっています。
主人公は難病に悩まされる天才医師
珍しい血液疾患で死の淵に追いやられた医師が、その治療法の開発のため吸血コウモリの遺伝子を使った実験を行ない奇蹟の回復を果たしたかと思いきや、今度はまるで吸血鬼のような症状に悩まされるようになる……というお話になる様子。
『スーサイド・スクワッド』でジョーカーを演じたことも記憶に新しいジャレッド・レトがまたしても白塗りキャラな主人公モービウス役ですが、なかなかカッコよく仕上がっていますね!
コミックではモービウスは予告編から読み取れる流れとほとんど同じようなストーリーを持つキャラクターで、予告の最後のほうにあるような白い肌の姿になり伝統的な吸血鬼とは異なり超常存在ではない疑似吸血鬼となるのですが、この雰囲気でスパイダーマンの物語に何度も登場する定番のヴィランの一人だったりします。
スパイダーマンとの関わりは?
そして今作は映画『ヴェノム』に続く、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)との世界観を共有するソニーのマーベル・ユニバースの第二弾という位置づけ。なので町中にはスパイダーマンのポスター(何故かPS4版のゲームでライミ版スーツを着ているスクリーンショット?)があったり、予告編の最後には『スパイダーマン:ホームカミング』のヴィランのヴァルチャーと思しき人物が登場しています。彼がヴァルチャーだとしてどう物語に絡んでくるのか……!?
実はモービウスはコミックではヴェノムと同じく、ずっとヴィランというわけでもなくヒーロー的な活躍もしたりするキャラクター。ソニーのマーベル・ユニバースは今の所そういうグレーな立ち位置のキャラクターを主人公にし続けていますが、果たしてどうやって作品をつなげていくのか、そしてどうスパイダーマンと絡めて行くのかも気になるところ。
そしてもう一つ、モービウスといえばマーベル世界の吸血鬼なので避け得ないのがマーベルの吸血鬼ハンター、ブレイドとの対決。実はMCUはブレイドの再映画化を発表済み。可能性は低い気もしますが、ブレイドとの共演も映画で見たい!
映画『モービウス』は2020年全国ロードショー。
Source: (C)& TM 2020 MARVEL, YouTube