自作魂が震える。
ゲーミングデバイスメーカーのRazerは、CESにて小型ゲーミングPC「Razer Tomahawk」を発表しました!
Razer TomahawkはIntel(インテル)の新バージョンのNUC(超コンパクトPC)を採用。これはマザーボードとCPU、RAM、ストレージをすべて1枚のPCI-Eカードに搭載したものです。
具体的にはRAM(最大64GBのDDR4)、ストレージ、Intelの第9世代プロセッサ(Core i9まで選択可能)が選択可能。そして組み合わせるGPU(NvidiaのRTX 2080 Superにも対応)を選び、両方をPCI-Eスロットに差し込んで電源ケーブルをつなぐだけ。その気になれば、30秒以内で作業が完了します。
ね、簡単でしょ?



Razerによれば、NUCのコンポーネント(SSDやRAM、ファンなど)はアップグレードが可能です。自作PCのようにすべてをカスタマイズできるわけではありませんが、サクッとパワフルなPCが欲しい場合などにピッタリです。

またCESでは、本家Intelも独自の最新NUC「Ghost Canyon NUC」を発表しています。こちらもmicro ITX規格のPCより小型ながら、第9世代のCore i9プロセッサとお好みのGPUを選んで組み合わせられます。ただし外観から判断すると、 「RTX 2080Ti」のような長いグラフィックボードは差し込めなさそうです。
RazerもIntelもそれぞれの製品の価格を発表していません。ただ、両プロダクトとも今年中に出荷されるそうです。このサイズの小型PCなら、オフィスや友達の家に持ち込んでゲーム大会を開くのにも使えそうですね!