重厚ながらも重力から解き放たれたような、グランドデジタルピアノ #CES2020

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  • author 武者良太
重厚ながらも重力から解き放たれたような、グランドデジタルピアノ #CES2020
Image: Roland

デジタルだから成し得たデザインワーク

カックカックな幾何学的ラインの集合体。しかし濃厚に感じられるグランドピアノの気配。ローランドがCES 2020で公開した「GPX-F1 Facet」は、未来のコンサート・グランドピアノの姿を占うコンセプトモデルです。

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Image: Roland

デジタルピアノだからこそ、歴史をそのままなぞらなくてもいい。2015年、ローランドは伝統的な音や形の制約を超えた理想のピアノのあり方を、多くのクリエイターと模索するRoland Digital Piano Design Awardsを開催し、その大賞を射止めたジョン・チャン・キム氏の「Facet Grand Piano」(ファセット・グランドピアノ)をモチーフとしたのがこの「GPX-F1 Facet」。

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Image: Roland

複雑な、宝石のようなカッティング。切り立つようなエッジの効いたボディは、まるでSF作品に登場する宇宙船のよう。

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Image: Roland

静寂さも、怒涛さも感じさせるスタイリングに圧倒されちゃう。楽器のあり方を再定義するかのようなアプローチにゾクッときますね。

あくまでコンセプトモデルゆえに、販売の予定はないとのこと。しかしローランドという歴史ある楽器メーカーがモダンを追求するという動きに、拍手を贈りたいです。

Source: Roland

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