AIではなくAH=人工人間です。
Samsung(サムスン)が取り組んでいるプロジェクトNeon。ネタ元のThe Vergeで特集されていますが、これ人工人間を作るプロジェクトなのです。人工的に作られた人間。とはいえ、幸せな結婚生活を送る18号さんのような、あのタイプの人造人間ではなくもっとデジタルなやつ。人工人間よりもデジタル人間という呼び方の方がしっくりくるやつ。つまり、めちゃくちゃリアルなアバターですね。
CES開幕直前にNeonのプロジェクトリーダーであるPranav Mistry氏がこんなツイートをしていました。
Flying to CES tomorrow, and the code is finally working :) Ready to demo CORE R3. It can now autonomously create new expressions, new movements, new dialog (even in Hindi), completely different from the original captured data. pic.twitter.com/EPAJJrLyjd
— Pranav Mistry (@pranavmistry) January 5, 2020
「明日CES入りします。コードがやっとうまくいった。CORE R3のデモの準備万端。元データとはまったく異なる新しい表情や動き、会話(ヒンディー語もいける)を自動で生成できるようになりました。」
※CORE R3とは、Neonを実現するテクノロジの名前のようです。
事前にリークしたNeonの動画を見ると、一瞬頭がハテナになります。これの何がスゴイの?って。だって、動画に出てくる人間がまさかコンピュータで作られたデジタル人間だとは思えないほどリアルですから。ここまでリアルなら、本物の人間の動画でよくない?と思うレベルです。が、デジタル人間には、活躍の場をどんどん広げるAIの姿としての役割があるのです。AIがよりリアルに生活に密着していくだろう将来には、声やテキストだけでなく姿も必要になるでしょうと。NeonリーダーのMistry氏いわく、今年はデジタル人間飛躍の年だそう。
CES現地入りしている人、Neonのデモぜひ見てきてください。画面の中とはいえ一体どれほどリアルなのか気になっています! 画面の中からゆくゆくはリアルな3Dホログラムへ…。こりゃ、AIと恋する未来がますますハッキリ見えてきましたよ。
Source: The Verge