モニター縦使い=ハードコアエンジニアって時代じゃなくなってきた。
Samsung(サムスン)の新型テレビSeroが、CES2020で発表されました。Seroは、今までにない新しい形のテレビです。現代の若者のスマートフォン事情をテレビに反映したとでもいいましょうか。Sero、縦になるんです。
コンテンツはスマートフォン横持ちで、という常識はInstagramの登場で消し飛びました。さらにTikTokやSnapchatの台頭で、特に若者の間ではコンテンツ縦視聴が当たり前になっている昨今。スマホコンテンツを大きな画面で見るためか、若者のスクリーン事情を鑑みたのか、とにかくSeroは縦になります。縦に回転できます。もちろん、従来のテレビと同じく横置きもできますよ。ユーザーの必要に応じて、テレビのスタンドを軸に簡単に縦向き横向きと回転できるのがSeroの特徴です。
Galaxyユーザーならば、スマホとSeroのミラーリング&縦横向きが端末タップで簡単に操作できます。非Galaxyユーザーは、専用のリモコンで操作して縦横と向きを回転させます。
43インチ、QLEDカラーの4Kスクリーン。ここに回転機能がついたSeroはハイスペックながら個性的なテレビです。実は、Seroは韓国ではすでにリリースされており、今回はグローバルマーケット向けでの発表でした。
近年、サムスンは生活に溶け込んだテレビのあり方に注視しており、その結果、今までにない個性派テレビ=次世代テレビが生まれています。長年薄く大きく画面が綺麗になるだけだったテレビ業界ですが、ここにきて根本からあり方を変える動きがあって、見ていて楽しいですね。テレビはきっともっと変われるんだ!
Source: The Verge