Samsungは、スマホのカンを取り戻した

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  • author Sam Rutherford - Gizmodo US
  • [原文]
  • 塚本直樹
Samsungは、スマホのカンを取り戻した
Photo: Sam Rutherford (Gizmodo)

2019年は攻め続けましたよね。

2018年から一転して、2019年は魅力的なスマートフォンを投入し続けたSamsung(サムスン)。後を追うHuawei(ファーウェイ)とともに、2019年のスマートフォン市場を盛りあげてくれました。

2019年にリリースされたSamsungの大量のスマートフォンの中には、ここ数年でもっとも印象的だったフラッグシップ機、複数の5G通信対応スマートフォン、刷新されたミッドレンジ向けラインナップ、そしてGalaxy Foldが含まれています。そして、Samsungは2019年のスマートフォン市場でトップの座を維持することに成功しました。

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Photo: Sam Rutherford (Gizmodo)

Samsungは3月初めにGalaxy S10で好調なスタートを切り、ほぼベゼルレスな大きく美しいディスプレイ、優れたパフォーマンス、Galaxy S9から倍のストレージ、ディスプレイ指紋認証センサー、リバースワイヤレス充電、トリプルカメラ、イヤホンジャックなどを備えています。

さらに、フラットディスプレイかつサイド指紋認証センサーを搭載した小型モデルのGalaxy S10eも登場。こちらも、イヤホンジャックを備えています。さらにGalaxy Jシリーズが廃止され、Galaxy Aシリーズと統合されました。Galaxy A50は350ドル(約3万8000円)でコスパに優れ、今年最も売れたスマートフォンでは、Galaxy A10/A20/A50がトップ10に入っています。

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Photo: Sam Rutherford (Gizmodo)

そして秋には、初めて2バージョンのGalaxy Note10を発売。Galaxy Not10+はイヤホンジャックが無い以外は、ほぼパーフェクトな端末に思えます。また、3D ToFセンサーなどの新しい技術にも取り組んでいます。

また、Samsungは5G携帯を2機種(Galaxy S10 5GとGalaxy Note10 5G)発売しています。今のところ、普通の人が5Gにこだわる必要はありませんが、将来5Gが重要になったときに何を改善すべきなのかを学べるはずです。

それと、ワイヤレスイヤホンの「Galaxy Buds」は過小評価されている気すらします。私の妻がソニーの「WF-1000XM3」とGalaxy Budsを交換するように頼んできたとき、それを惜しいとさえ思いましたね。Galaxy Budsは軽くて快適で音質にも満足でき、30〜60ドル安いAndroidユーザー向けのAirPodsの代替品としては最適です(ただし、アプリのインストールが必要なくなればよりよいはずですが)。

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Photo: Sam Rutherford (Gizmodo)

さらに、折りたたみスマートフォンのGalaxy Foldも登場しました。端末の欠陥や極めて高額であったにも関わらず、今年最高のデバイスのうちのひとつでしょう。Galaxy Foldはスマートフォンデザインにおける最大の分岐点であり、また第2世代製品の開発も示唆されています。

一方、Huaweiの「Mate X」の発売はGalaxy Foldから遅れ、LGはデュアルディスプレイ搭載スマートフォンを発表。そうそう、Galaxy Foldにはフレキシブルガラスが採用されるという噂もありますね。Galaxy Foldは発売が5ヶ月延期され、CEOのDJ Kohからの謝罪もありましたが、その失敗が消費者に印象付けられているのも事実です。

なお、スマートフォンのカメラ画質に関しては、SamsungはGoogle(グーグル)やApple(アップル)に次ぐ3位(Huaweiを含めれば4位)となっています。カメラ画質はハードウェアだけで決まるわけではなく、よりよいソフトウェアも必要です。またUI(ユーザーインターフェイス)の「OneUI」は「TouchWiz」からは大幅に改善されましたが、Androidの新バージョンの配信にはまだ時間がかかっています。

しかし重要なのは、Samsungがスマートフォンにおけるイノベーションに復帰し、他社製品を出し抜いたことです。今年は、さらなる優れた端末を投入してくれることを期待したいですね。

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