自分では見られないメッセージだけど…。
ノートPCって、開いてしまえば、使用中はユーザーが天板部分を気にすることってありません。でも、けっこう主張が激しい部分ではありますよね? だから、ド派手なステッカーなんか貼って目立ちたい人もいるでしょうし、カラーリングにこだわりたいって人も。でも、だれよりも目立てるパワフルなゲーミングラップトップが、ASUSから登場しましたよ!
現在、米国ラスベガスで開催中のCES 2020で、ASUSは、天板に1215個ものLEDを埋め込み、自由自在に文字やGIFアニメを光らせることができる「Zephyrus G14」を発表。うんと目立ってました。

AniMeという名前の専用アプリでデザインをカスタマイズして、天板をピカピカと光らせることができるZephyrus G14。現在時刻や好きなメッセージ、さらには通知を点灯させることも可能です。でも、この通知って、ユーザーじゃなく、ほかの人が確認することになりそうですけど…。

音楽に合わせて、イコライザーのようにLEDを光らせれば、まるでプロのDJ気分だって味わえそうです。ちなみに、天板のすべてのエリアを光らせることができるわけではありません。
ラップトップ本体のバッテリーがもたなくなるほか、デザイン性が薄れかねませんから、全LED点灯時の消費電力量は10Wまでとなっています。

Zephyrus G14は、ただその奇抜な天板のLEDデザインだけが優れているのではありません。AMDのRyzen 4000シリーズのモバイルプロセッサを採用。NvidiaのGeForce RTX 2060をGPUに備え、1080pで120HZのリフレッシュレート、または2560×1440ピクセルで60HZのリフレッシュレートの14インチディスプレイを選択できます。Adaptive Syncによって、よりスムーズなゲームプレイや動画再生環境を実現してくれますよ。

ポート類も充実しており、USB 3.2 Type-Cポートが2個、USB 3.2 Type-Aポートが1個、HDMIポートに3.5mmのヘッドホンジャックまで用意されています。バッテリーの小型化によって、3.5ポンド(約1.59kg)の軽量かつ、コンパクトな本体にまとまったとのこと。

Zephyrus G14は、決して14インチサイズのゲーミングラップトップで、もっともパワフル性能かつコンパクトサイズというわけではありません。しかしながら、これだけの性能を詰め込み、なおかつ目立てるデザインってなかなかのものでは?

なお、Zephyrus G14は、今春の発売が予定されていますが、別に天板をLEDで光らせたりはしなくていいやって人向けには、ホワイトカラーの普通の天板デザインのモデルも用意されます。
あとは気になるのは、LEDデザインモデルが、どれくらいの値段で手に入るかというところでしょうかね?