国内販売されるならポチりたい!
ソニーモバイルから、Xperiaシリーズのエントリー機種「Xperia L4」が発表されました。まず、大事なことなので最初に言っておきますが、こちらは欧州などの海外市場に向けたエントリーモデルです。ええ、海外向けです(2度目)。
日本で販売されるかは今のところ未定。それを踏まえた上でお楽しみください。

大きな進化点としては、「Xperia 1」や「Xperia 8」、「Xperia 5」など、最近のXperiaシリーズのトレンドになった21:9の縦にながーーい画面を採用しているところ。解像度は1680x720と控えめですが、シネマ同様の比率でコンテンツへの没入感もマシマシ。縦長を活かした2つのアプリを同時に起動するマルチウインドウにも対応しています。
また、フロントカメラはしずく型ノッチになっています。これまで頑なにノッチ式を見送っていたXperiaでしたが、ここにきてようやくの投入。いったいどんな心変わりがあったのか? 気になるところですが、あまり目立たないノッチなので、これなら映像体験の邪魔にならないと思うなぁ。端末ながーくなりすぎるのもアレだしね…。

エントリーながらも3眼カメラを搭載しているのも見どころ。
13MPの26mm広角カメラに加え、5MPで17mmの超広角カメラ、2MPの深度カメラという構成です。クオリティはさすがにフラッグシップには及ばないと思いますけど、上位モデルと同様の「体験」は愉しめるって感じですかねー。ちなみに、インカメラは8MP。
その他のスペックは、SoCがMediatek MT6762、RAM3GB、ROM64GB、microSDXC(最大512GB)対応、バッテリーが3,580mAh。本体サイドに指紋センサーを搭載していて、底部にはイヤホンジャックも付いてます。
ちょ〜っとSoCの性能が気になるところ…かな。旧モデルXperia L3と同じモデルなので、けっこう控えめです。
まぁエントリーなので3Dゲームでブイブイ言わせる端末じゃないし、Web・メール・SNS・映像がメインという割り切りならアリですね(マルチウインドウ時にモッサリしないの? は気になるけど)。
発売時期は2020年春以降で価格は未定。Xperia L3が200ユーロ(日本円換算で2万5000円前後)だったので、それと同等の価格帯になると思えば、普段使いに向けた良チューン、良アップデート。コスパで見ると、めちゃくちゃ気になる1台ですねー。
ただ、繰り返しますが国内で販売されるかは未定。これまでの流れを考えると出る可能性は…薄めかなぁ。あぁ、国境なきXperiaを願いたい。
Source: Sony UK, BUSINESS INSIDER, Sony Europe via 価格コム