Apple Watchの昨年予測出荷は3070万本。スイス製時計を上回る

  • author 塚本直樹
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Apple Watchの昨年予測出荷は3070万本。スイス製時計を上回る
Photo: Shutterstock.com

あなたも私もApple Watch。

すでに定番アイテムとなった感のあるApple Watchですが、新たなデータによると、2019年の予測出荷台数が3070万本となったことが報告されています。

Strategy Analyticsの報告によると、この3070万本という数字は、2018年の予測出荷台数の2250万本を36%も上回っているんだとか。Apple Watchはまだまだ成長を続けているということですね。

さらに興味深いことに、スイス製時計の予測出荷台数は2018年が2420万本、2019年が2110万本とされており、とうとうApple Watchがスイス製時計の出荷台数を上回ったんです。スイスの時計のカウントには高級品から廉価なものまですべてを含んでいるので、平均価格などの比較は難しいのですが、それでもApple Watchが偉業を達成したのは間違いないでしょう。

Apple Watchといえば、はじめのうちは100万円もする18金モデル「Edition」を投入するなど、従来型の高級腕時計への対抗心をあらわにしていました。しかし最近では基本性能が十分に上がったこともあってか、無駄な小細工をしなくても、腕時計の一員として消費者に認められた感があります。

そして、今後のApple Watchはどのように進化するのか…。個人的には、やはり薄型化と駆動時間の延長、そしてQi(チー)準拠のワイヤレス充電への対応などを期待したいですね。

Source: Strategy Analytics via MacRumors