特集はじめます。
テーマは、「さよなら、プロっぽいカメラ:僕らはカメラをこう選ぶ」です。

どんな企画か。めちゃめちゃ頭悪い感じで要約すると、「昔はいわゆるデジタル一眼レフ然としていて、連写がきいて、画質も良い『プロっぽいカメラ』かどうかが重要なポイントだったけど、いまはチョット変わってきた気がする。だから、いろんな人に愛用のカメラを選んだ理由を聞いてみる!」です。
最近、編集部員やその周辺の人たちのカメラ選びに変化を感じています。実際に編集部員が使っているカメラを見ると、ソニー、富士フイルム、ライカ、DJI、Insta360、GoPro、スマホなど、王道といえるものから、もはやデジタル一眼カメラに限らない選び方をしてる人など、まさしく人それぞれです。これってほんの数年前まではなかった光景だなーってギズは考えました。それこそミラーレスカメラがではじめたときは、仕事で使っていると「そんな小さいカメラで撮るんですね」って言われたものです。
このムーブメントってなんだろう?って考えたときに、単にスペックではなく、カメラを握ったときのしっくり感や、シャッター音の気持ち良さ、首から下げてもいいと思えるデザインなど、より感性重視でカメラを選ぶようになったのではなかろうかと。
僕個人としても、いつのまにかカメラのスペックをみっちり見ることがなくなった気がします。昔は画素数やISO感度、ファインダー視野率、連写速度など、カメラサイトを舐め回すように見比べては、ああでもない、こうでもないって考えてた気がします。でもいまはファインダーを覗いたときのしっくり感だったり、メカシャッターの気持ちよさだったりで選ぶようになったなと、自分自身の変化も感じています。
そんな変化も、カメラのスペックが年々あがり、もはや、どんなカメラを選んでも、当たり前のように綺麗に撮れるようになったからだと思います。これこそメーカーさんの努力の賜物です。まじ感謝です。
何でも撮れるようになった中で、僕らはどのようにカメラを選ぶのか。
「さよなら、プロっぽいカメラ:僕らはカメラをこう選ぶ」では、カメラを使う人だけじゃなく、メーカーさんにも、「ハイスペックで高価格なプロっぽいカメラだから」ではないカメラの選び方や作り方の変化を聞いていきます。
そんな多種多様なカメラの選び方が、次にカメラを買うときの参考になることを願っています。そして、メーカーさんにも、ユーザーの変化を感じていただき、面白いプロダクトが生まれるきっかけになることを願っています。