火を点ける作業がスマートになります。
猫も杓子もスマート化する時代、今度はアロマキャンドルがBluetoothを備えてスマート化してしまいました。操作はスマホから行ない、離れた場所から魔法のように点火できるんです。
この「Candle Touch」には、香り付きのココナッツの蝋の中心にワイヤーが貫通しており、スマホからの信号で台座部分が電流を送ることで、発熱して点火される仕組みになっています。キャンドルの寿命は、ひとつ最大40時間。燃焼しきったら注文して、別の香りに交換することができます。
18mの距離から10個を点火
取り挙げたNEW ATLASによりますと、Bluetooth 5.0を使うと18m離れた距離から点火が可能とのこと。また、アプリ内で最大10個までの「Candle Touch」を操ることが可能なので、火属性の魔法使いにでもなった気分が味わえるかもしれませんね。

気になるお値段
出資金を募っているKickstarterでは、現在早期便の49ドル(約5,500円)、そして交換用のキャンドル付が79ドル(約8,800円)、台座とキャンドルがふたつずつ同梱されたダブル・パックが89ドル(約9,900円)とチョイスがいくつか並んでいます。目標額は約334万円ですが、執筆時は43日を残して68名から290万円ほどが集まっていました。締め切りまでにゴール達成できそうです。
“たかがロウソク”として考えるとお高いですが、何せスマートなガジェットはまだまだ高いですし、世界初のスマート・キャンドルなので、この辺が妥当なのでしょうね。
スマート化するメリット
マッチで点火すれば燃える匂いが気になりますし、ライターだって持っていないご家庭も多いことでしょう。でもアロマキャンドルでロマンティックな夜を演出したい人にはうってつけですよね。
ちなみにですが、火を消すときは蓋を閉める、というアナログ方式です。これまたフっと息で消したときの匂いが気にならないのはメリットかなと思います。
Source: YouTube, facebook via KICKSTARTER via NEW ATLAS