飛行機内で「コロナウイルスに感染している」と発表するドッキリ映像を作ろうとしたアーティスト、謝罪する

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  • author Matt Novak - Gizmodo US
  • [原文]
  • 中川真知子
飛行機内で「コロナウイルスに感染している」と発表するドッキリ映像を作ろうとしたアーティスト、謝罪する
Image: CBC News/YouTube

怒られろ!

世界中がコロナウィルスパニックです。わからないことだらけだから、怖がるのも当然だと思います。センシティブな時期だから、できればお互いを思いやりながら、事態が収束するのを待つしかないと思います。そんななか、とんでもなくフザケタ輩が現れました。

なんと、飛行機の中で突然「湖南省に行ってきた。僕はコロナウィルスに感染しているよ」と言い始めたのだそうです。彼はバイラル動画を撮りたかっただけでウィルス感染云々は嘘。しかし、飛行機はUターンして元きた空港に戻ったんですって。超絶迷惑…!

俺はアーティスト

Global Newsによると、28歳のジェームズ・ポトックは月曜日にトロント発ジャマイカ行きの飛行機に乗り込みました。飛行機が飛び立ってからしばらくして、座席から立ち上がり、他の乗客に向けて「コロナウィルスに感染している」と言ったそうです。その目的は、動画を取ってSNSに投稿したかっただけ。自称アーティストのポトックは、そんな下らない理由で、多くの人を怯えさせ、多大なる迷惑をかけました。

CBCニュースのインタビューに応じているポトックの映像をご覧ください。

CBC News

ポトック:「私は立ち上がって、『湖南省から戻ってきたばかりです。コロナウィルスの感染源です。体調が悪いです』と言いました。」

レポーター:「なぜそんなことを?」

ポトック:「バイラル動画を撮りたかっただけなんです。」

レポーター:「そんな動画をとって面白いと思ったんですか?」

ポトック:「ショッキングな動画として面白いと…。でも今思うと、ジョークにするべきではなかったと思っています。飛行機がUターンしたときに、大変なことをしてしまったと後悔しました。250人の旅行プランをおじゃんにしてしまったんですから。」

レポーター:「彼らになんて言いたいですか?」

ポトック:「本当にごめんなさい。心から謝りたいです。みなさんの旅を滅茶苦茶にしてしまいました。」

インタビューで、ポトックはコロナウィルスの感染源を「武漢」ではなく、「湖南省」と言っています。それくらいの知識と認識しかないんですよね…。レポーターの軽蔑するような目が印象的。「そんな動画をとって面白いと思ったんですか?」の質問には同意しかありません。

飛行機には243人の乗客がいました。彼らがジャマイカに行けなかっただけでなく、ジャマイカからその飛行機に乗る予定だった人たちの足にも影響が出ました。飛行機はトロントのピアソン国際空港に戻り、ポトックはそこで検査を受け、コロナウィルスの症状が出ていないこと、発言に一貫性がないことなどから、イタズラであったことがわかり、最終的に逮捕されました。

売名行為

ジェームズ・ポトックはこの時期にこのタイミングで動画を作れば注目してもらえると考えて、行動したそうです。本当、ただ単に売名行為でしかないんですよね。インタビューでは反省したようなそぶりを見せていますが、正直、私が乗客でバケーションをぶち壊された立場だったら、この態度を見て憤慨していたことでしょう。28歳にもなって何が起こるか考えられなかったのでしょうか。

イタズラの代償

ジェームズ・ポトックはトロントの空港で逮捕されました。そして、3月9日には裁判所に出頭することになっています。

中国高裁は「新型コロナウィルスは故意に拡散した場合死刑」とするほど事態を重く受け止めています。そこまで大ごとだということを、彼は知らなかったのでしょうかね。知らなかったんだろうな、何せ「湖南省」っていうくらいなんだから。まぁ、英語だと発音が似ているから、わからないでもないんですが…。

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