こちらは、メディアジーンコマースチームからの記事です。
ライフハッカー〔日本版〕からの転載
姉妹サイトmachi-yaでクラウドファンディングをしている薄いお財布「HITOE Fold」。プロジェクト発起人は建築家・佐藤宏尚さんによるオーディオブランド「SYRINX(シュリンクス)」です。
この「HITOE Fold」は、開始からたった数日で約4,000万円の支援を集めています。
そこまで「HITOE Fold」が人気を集める理由とは? 実物をレンタルして使ってみたところ、そのワケがわかりました。
「ヴァケッタ製法」で作り上げたレザーに思わずうっとり

こちらが、高さ・幅 約9cmの小さな薄い財布「HITOE Fold」。今回は6色あるうち、Fragola(イチゴ)とAgave(アガベ)の2色をレンタルしています。
まず手にとって思ったのが、レザーと色の独特さ。
9世紀初頭からイタリア・トスカーナ地方に伝わる「ヴァケッタ製法」という方法で染めたレザーなんだそう。machi-yaのプロジェクトページでは次のように説明されています。
その伝統を今なお守り続けるテンペスティー社のエルバマット・レザーは、自然の樹木のタンニンでなめし、じっくりとオイルを染み込ませた革です。エルバマットは、北欧諸国の寒冷地で育った、きめの細かい牛原皮の中でも最も繊維が密な胴部分(ベンズ)のみを贅沢に使用しています。 見事なまでに美しく色艶が深まり、数あるイタリアンレザーの中でも際立つ存在です。
オイルケアは不要で、使えば使うほど味が出ることが特徴です。レザーも厚く、長い間使うことを想定して作られていると感じました。レザー製品を愛用したい人にはぴったりです。
9cm角で大きさと薄さを兼ねそろえる

サイズは9cm角と、二つ折りのお財布より少し小さめに感じました。また、薄さに関しては、二つ折りのお財布のそれとはまったく異なり、カードを6枚入れた状態でもかなり薄め。

ジャケットの胸ポケットに楽々入れられるサイズ感で、仕事でもプライベートでも使えそうです。お財布は常に携帯するものですから、できるだけ小さいものが使いやすくていいですよね。ミニマルなお財布を探している人にもおすすめです。
片手で開ける独特のお財布

デザインが良くて、小さくて、薄い。でも、それだけじゃないのが「HITOE Fold」のすごいところ。まず、片手でお財布を開けられるこのギミックが最高!
お財布をくの字に折り曲げることで、カードに引っかかっているフラップの留め具が簡単に外れます。これでお会計の時もささっと現金やカードを取り出せました。
正直、最初は少し使いづらいと感じたこの機能。使うと次第に慣れてきて、とっても楽になります。
カード、コイン、お札を収納

収納できるものは、お札、コイン、カード。
カードは6枚、コインは15枚ほど入りました。収納力は人によって好みが違いますが、カードケースを別に持っている私としては十分な容量です。
お札に関しても、お財布を開くと半分見えている状態になっているため、取り出しが簡単。小さなお財布にありがちな、お札を折りたたんで収納する必要もありません。これなら領収書も真っ直ぐ入ってありがたい!
コインが勝手に整列する

「HITOE Fold」の商品紹介ページをみていた時、一番気になったのが「コインの整列」が自動でできるという機能。本当にできるの?と少し疑い気味だったのですが、適当に入れたはずのコインが少しゆするといつの間にか整列していました。

整列していることで、コインの視認性が上がり、小銭を取り出しやすくなります。また、綺麗に重なることで、コインスペースがパンパンに膨れ上がることもありません。これを思いついたのがすごい…。
ただコインをパンパンに入れすぎると当然ですが、整列はされませんでした。ある程度、隙間が必要です。

もう1つ、カード入れですが、右側に深く切り込みが入ってるため、カードの出し入れが楽でした。こうした細かいところへの気配りが商品の完成度を高め、使いやすさに繋がっているのでしょう。
直感的に「いい」と思えるお財布は多くない

世の中には、もの凄い種類のお財布があります。しかし、多くの人はお財布を買い換えるときに、自分が好きなお財布に出会えず買い換える機会を逃してしまいます。
私も薄いお財布のユーザーとして、常により良いものを探していますが、「これだ」と思えるプロダクトにはなかなか出会うことができません。
「HITOE Fold」は、直感的に欲しいと思えるお財布でした。きっと多くの人も同じように思い、約4,000万円の支援を集めているのではないでしょうか?
「HITOE Fold」は、1つ14,900円で支援が可能。商品の詳細は以下のリンクからご確認いただけますよ。
>>高さ・幅 “約9cm”の小さな【薄い財布】 HITOE Foldの支援はこちら
Source: machi-ya