映画『マトリックス』のネオが青いピルを飲んだら…のディープフェイク動画が秀逸

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  • author Andrew Liszewski : Gizmodo US
  • [原文]
  • Kaori Myatt
映画『マトリックス』のネオが青いピルを飲んだら…のディープフェイク動画が秀逸
Video: Ctrl Shift Space/YouTube via Gizmodo US

映画『マトリックス』のネオが飲んだのは赤いピル。

でも青いピルを飲んでいたら、どうなっていたんでしょう。そんな仮想の世界をディープフェイクで作ってしまった猛者たちがいました。米GizmodoのAndrew Liszewskiのレポートをご覧ください。


「ディープフェイク」が止まらない。

動画などをAIで作り込んで登場人物の顔や体の姿かたちを変えてしまう「ディープフェイク」。

こないだも、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で主役の マイケル・J・フォックスと"ドク"に扮するクリストファー・ロイドを、ディープフェイクでロバート・ダウニー・Jr.とトム・ホランドの顔にすげ替えてみんなを驚愕させていました。

そして、次は1999年のアメリカ映画『Office Space(邦題:リストラ・マン)』の登場人物をキアヌ・リーブスとヒューゴ・ウィーヴィングに仕立てて、ネオが選んだブルーのピルが繰り出す"もしも"の世界を勝手に展開しています。ネオが青いピルを飲んでいたら…こうなっていたのかも?! 面白すぎ。『リストラ・マン』を見たことのない人でも楽しめるつくりです。

ディープフェイクだけじゃない布陣で制作

今回ディープフェイクの威力を発揮させてくれたのは、YouTubeのディープフェイカーとして名高い「Ctrl Shift Face 」と、VFXアーティストクリス・ウメのコラボ。見る者をうならせる出来に仕上げています。ゲイリー・コール扮するイヤーな感じの課長(?)さんビル・ルンバーの顔がエージェント・スミス(ヒューゴ・ウィーヴィング)にすげ替えられているだけでなく、ロン・リビングストンがキアヌ顔に。

動画内のピーターの声を担当するのはマトリックスの声マネを売りにしている声優のアレン・ジョーンズMatrix 4を作るんなら、ハリウッドも、もう今からでもディープフェイクにした方が面白いものが仕上がるんじゃないかという勢いです。

Video: Ctrl Shift Space/YouTube

あなたもなれるディープフェイカー

これを見て、我こそもディープフェイクアートを作ってみたいと思ったら、ぜひGitHubからDeepFaceLabソフトウェアをダウンロードされたし。 Ctrl Shift Faceを始めとするYouTubeのトップディープフェイカーたちも、これを使っています(使い方の説明書ももちろん載っています)。

ただし、制作のプロセスはそれほど単純ではなく、全自動でできるようなシロモノではありません。では、これをどのようにして作ったのか。それは以下の動画を見てもらうとディープフェイカーたちの熱の入れようがわかるはず。ハイクオリティーな顔の入れ替えをするのには、相当な手作業が必要なようです。

ゲイリー・コールの顔にエージェントスミスのメガネをつける細かいテクは、まさに神業。

Video: VFXChris Ume/YouTube

恐ろしいことに、これから先はこういった細かいVFXも完全自動化されていくんでしょうね。とにかく、現時点ではこれらの手作業が苦にならない人たちだけが、面白動画を作ることができます。

いろんな映画に別の配役を施した動画がこれからもどんどん出てきそうな予感がして、とても楽しみ。

ディープフェイクを見分けるピル ほしい?

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