折りたたみボトルPackable Water Bottleレビュー:水を入れるのが下からじゃなかったらパーフェクトだった

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  • author Andrew Liszewski - Gizmodo US
  • [原文]
  • たもり
折りたたみボトルPackable Water Bottleレビュー:水を入れるのが下からじゃなかったらパーフェクトだった

デザインを取るか、使いやすさを取るか。

エコ意識の高まりもあって、ウォーターボトルを持つ人が増えています。理想的なウォーターボトルを探しているというAndrew Liszewski記者が、数ある中でも一風変わったデザインのPackable Water Bottleを使ってみました。


私には完璧なカバンの中身を見つけるための終わりなきリストがあって、その中には長きにわたる理想的なウォーターボトル探しも入っています。先月のCESで、Matador(マタドール)の新商品Packable Water Bottleを1週間試してみましたが、私が探し求めていた水分補給グッズではなかったものの、旅行時やカバンの中の場所を取りたくない時には良い選択だなと思いました。

Matador(マタドール)はどんなメーカーかと言うと、バックパック、スーツケースやさらにはコートのポケットに簡単にしまえるようコンパクトにまとまる便利な旅用アイテムの製造に注力している企業です。

同社の新商品Packable Water Bottleはその持ち運びやすさを受け継いでおり、かさばるのがイヤ、あるいはもっと水分が必要になるだろうと考えて余分にウォーターボトルを用意しがちな人にはおすすめです。でも、毎日持ち運ぶボトルとするには厄介な、妥協せざるを得ない点がいくつかありました。

Matador Packable Water Bottle

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Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)

これは何?:飲み終わったら簡単にしまえるよう、畳みやすい熱可塑性ポリウレタン(TPU)でできたソフトなウォーターボトル
価格:30ドル
気に入った:軽量で、飲み終わったらポケットやカバンに詰め込みやすい
気になった:ボトルは底面から水を入れる構造になっていて、すでに手いっぱいだと開けづらい

このボトルはプラスチック袋の代替品として一般的になった、再利用可能なサンドイッチ袋に似ているソフトシリコン製のような手触りですが、実際にはBPAとPVCを含まない熱可塑性ポリウレタン製。

安価なプラスチックでできたフラットパックボトルと異なり、Matadorのボトルは頑丈で耐久性があるので、しわくちゃにしてカバンの中に押し込まれた後でも折り目が付かない点が特に良いなと思いました。いつ見ても新品同様です。

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MatadorのPackable Water Bottleは飲み終われば平らに潰せますが、半硬質プラスチックのストローが入っているので丸めることはできません。
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)

しかし、そういった安い代替品とは異なり、MatadorのPackable Water Bottleは飲み終えて潰せても、半硬質プラスチックのストローが底まで伸びているので小さく丸められません。そのおかげで飲みやすくはなりますが、ボトルを小さく折りたたむためにストローが取り外し可能なったらうれしいです。

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バイトバルブのおかげでうっかり水をこぼさずにすみます
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)


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ポップアップ式ロックがあるので上部から水が漏れることはありません
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)


ボトル上部の取り外し可能なキャップを開けると、水漏れを防ぐバイトバルブ(飲むには歯で優しくかむ必要アリ)の飲み口と、その根元には水をうっかりこぼすことがないようにする上げ下げ式ロックが出てきます。すべてちゃんと機能しますし、キャップは本体につながっているのでなくす心配がないのですが、これはすべてのウォーターボトルに取り入れてもらいたい点です。

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Matadorのボトルは底から水を注ぐタイプで、広い開口部の密閉にはプラスチック製ジッパーが使われています
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)


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プラスチック製ジッパーはジップロックのポリ袋についているものよりも分厚くて丈夫ですが、しっかりと密閉するには少しばかり力が要ります
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)


Matador Packable Water Bottleが日常的に持ち歩くアイテムとならない原因は、水の入れ方にあります。上部にある飲み口とストローを回して取り外す代わりに、ボトルの底面にはジップロックの袋にあるようなプラスチック製ジッパー(でももっと分厚くて頑丈)で閉める広い開口部があります。これを開けるには力が要るのですが、その後に密閉するにも両手をフルに使ってさらに力を要するのです。

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Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)

不可能と言うほどではありませんが、空港の給水所(水が入っているとセキュリティで没収されますからね)でボトルを満たすのはなかなか難しかったです。というのも、水があちこちこぼれないよう開けた状態にしておくには両手で開口部をガバっと広げておく必要があるのですが、そうすると給水ボタンを押す手がなくなるからです。

最終的にはボトルを簡単に満タンにするいくつかのテクニックを生み出せましたが、蓋をひねって外して、片手で流れる水の下に持っていけるプラスチックや金属製の硬いボトルほど簡単ではありませんでした。

下から水を注ぐと知った際、水漏れや、ボトルに圧力がかかれば意図せず開口部が開いてしまうことがあるのではないか...と心配しました。 しかし、これまでのところプラスチック製のジッパーを端から端まできちっと閉めていれば、一滴の水すら漏れません。日常的にかかる以上の力で強く握りしめたとしても、です。

ちゃんと使えるボトルですが、変わったデザインは水を満たしにくくしているだけでなく、洗いにくくもしています(布巾かブラシが欲しくなるでしょう)。それに、使った後に乾燥させにくいのです。夜の間にしっかりと乾かす場合、開いたままになるよう隙間に何かを挿し込んでおく必要がありました。

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作り付けのハンドルで運ぶ
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)

水が半分ほど残っているとボトルはフニャっとしてしまうのですが、側面についている持ち運び用のハンドルのおかげで持ちやすくなります。ですが、カラビナのようなものを使ってリュックに吊るせるよう、本体の上部にループもついていたら良いなと思いました。ボトルは満タンの時でも少しフニャフニャしていて、バックパックの側面にある浅いボトル用ポッケから抜けてしまうことが何度かありました。

奇抜なデザインによる面倒臭さにもかかわらず、気付くと日帰り旅行や長めの小旅行のためにPackable Water Bottleをカバンに放り込んでいます。水を多めに持ち運ぶ確実な手段はあるに越したことはないですからね。それに使われなかったとしても、空の時のボトルは荷物を重くするものではない。それでも、毎日持ち運ぶ金属製のウォーターボトルの後任になるものではありません。重くて持ち運ぶにはかさばりますが、水を入れる時に手が余分にあればと思わずにすみますからね。

まとめ

  • ・折りたたみ式でギュッと握りつぶせますが、Matadorのボトルは頑丈で、損傷や折り目もできることなく何年も使えそう。
  • ・バイトバルブとキャップ、ポップアップ式のロックで、飲み口から水が漏れるのを防ぎます
  • ・中身が半分ほどになるとボトルはフニャっとして持ちづらくなるので、作り付けのハンドルはありがたい。ボトル上部に持ち運び用のループもついたらなおさら良い。
  • ・水を入れるのが下からで、底にはプラスチック製のジッパーで封をされている開口部があります。閉じれば耐水性ですが、水を入れたり洗浄したり乾かしたりするのが必要以上に厄介です。
  • ・ボトルは飲み終われば畳めるのでバッグやリュックの中で場所を取りませんが、半硬質ストローがあるので丸められません。

Source: Matador(1, 2),

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