車からも物理ボタンが消える日が来そう。テスラのハンドルにタッチ操作を備える特許申請

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  • author 岡本玄介
車からも物理ボタンが消える日が来そう。テスラのハンドルにタッチ操作を備える特許申請
Image: Christopher Lyzcen / Shutterstock.com

ゲーム感覚で自動車の機能を調節?

Tesla(テスラ)が新しく提出した特許申請から、彼らはハンドルにデュアル・タッチパッド、ジェスチャー操作、触覚フィードバック機能を搭載する計画があることが判明しました。なんかもうタブレット端末か、プレステ4のコントローラーDUALSHOCK 4のごとく進化の道をたどっていますね。

ハンドルに並ぶアイコン類

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Image: TESLARATI

まずはWIPO IP PORTALに掲載された、特許のイラストをご覧ください。

ハンドル中央のT字部分の左右には、「+・ー・<・>」のアイコンが見られます。従来の車両にある物理的なボタンを、ここでタッチ操作することになり、音楽再生にまつわる操作ができるようになります。ここは後々、エアコン操作やラジオ局の選択などもできそうな気がします。

そして下部には「D」や「R」などギアを表す頭文字が並び、ここから前進、後退、駐車などが操作できるようになります。併せてダッシュボード中央に設置された巨大スクリーンにも、何か変更があるような矢印が伸びていますね。

スマホのように操作

TESLARATIによりますと、特に「+・ー・<・>」ではタップだけでなく、スワイプ、スライド、クリックといった、スマホやタブレット端末みたいな操作をするのだそうです。たとえば音量を上げるには、下から上に向かって指をスワイプさせます。同時に触覚フィードバックでハンドルが振動し、視覚フィードバックでタッチパッドのライトが点灯し、聴覚フィードバックで音が鳴るよう連動します。

続いてこちらのイラストを見ると、特許出願時にTeslaがどんな操作を想定していたのかが垣間見られます。

200211_tesla2
Image: TESLARATI

ホールドしてクリックというのがありますね。これは音声コントロールを開始するときの入力方法とあります。この操作だけ振動の波が他と変わるようで、聴覚フィードバックのサウンドも違うようです。

必要最低限といった印象

もしもハンドルがもっとグラフィカルだったら? よそ見運転が起こり兼ねませんが、この程度ならいちいち見ずとも直感的に操作できますね。この特許は、スマートフォンが普及し誰もがその操作方法を指で覚えたことで、同じ方法が別のデバイスに適用されるようになった好例かと思います。

ギア操作に限っては、意図しないアイコンをタップしてしまいそうな気がしますが…まだ特許申請の段階なので、いつからどの車種にこれが搭載されるかわかりませんし、実際に製品化したときには変更も行なわれることでしょう。


これはホンの一例ですが、これからは冷蔵庫やエアコンなどの家電も、スワイプやスライド操作が当たり前になる気がしてきました。「ボタンでいいじゃん」というツッコミも出てきそうですが、未来のガジェットがちょっと楽しみですね。

Source: WIPO IP PORTAL via TESLARATI

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