Apple、31年目のWWDCは「まったく新しいオンラインフォーマット」で

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  • author 塚本直樹
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Apple、31年目のWWDCは「まったく新しいオンラインフォーマット」で
Image: Apple


Apple(アップル)は毎年恒例の開発者会議「WWDC(Worldwide Developers Conference)」を、例年通り6月に開催するとプレスリリースにて発表しました。詳しい日程は未発表ですが、今年のニュースはそこではなくすべてのプログラムがオンラインでイベントが実施されるということ。

キーノートから、開発者セッションまですべてオンラインで

新サービスや新製品が発表されるキーノート、そして開発者向けのセッションなど、すべてのプログラムがネット上にて提供されることになります。

今回の決定について、アップルでワールドワイドマーケティング担当上級副社長をつとめるPhil Schiller(フィル・シラー)氏は「現在の健康上の状況により、WWDC 2020はキーノートやセッションを含むすべてのプログラムがオンラインで提供される」と伝えています。

決してコロナとは言わないApple

面白いのが今回のプレスリリース、直接的に「新型コロナウィルス」と言及していないんですね。あくまでも31年目の節目として、「まったく新しいオンラインフォーマット」でWWDCを実施すると言い換えています。

現在、新型コロナウイルスによりテック業界を含む、数多くのイベントが中止・延期しています。Appleも例外ではなかったようです。

内容はいつものおなじみラインアップ

ちなみに、WWDCは基本的にはソフトウェアに関する発表が中心となり、今年はiOS 14iPadOS 14macOS 10.16watchOS 7tvOS 14についての詳細発表が期待されます。ハードウェアについては、新型MacBook Proが今年前半に発表される噂があり、これがWWDCで登場してくれるのでは?と期待しています。

とはいえ我々コンシューマーにとっては自宅から楽しむスタイルは変わらないわけですが、ぜひ今年もギズモードと一緒にWWDCを楽しみましょう。

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https://www.gizmodo.jp/2019/11/scissor-mbp-13.html

Source: Apple