合体・分離・交換が自由なメカニカルキーボード。
ドイツのフライブルク市にあるMountainGG社が、拡張機能を持たせたメカニカルキーボード「Everest」を作り、KICKSTARTERで資金を募集しています。
これはフルRBGのバックライト付きで、本体の左右どちらにでも、テンキーやダイヤルを合体でき、メカニカルキーのCHERRY MXも赤・青・茶と好きな軸にホットスワップが可能。加えてリストレストもくっつき、角度も背面に磁気ライザーの足を追加して変えられます。さらにはアルミ削り出しのフェイスプレートもあるなど、とにかくカスタマイズ性に優れた一品となっています。
開発者たちはゲーマーの集まりだというので、彼らが欲しい物を全部盛りにしたのでしょうね。なので特にゲーマーにお勧めかと思います。
便利なモジュールあれこれ
テンキーには4つのショートカットキーがあり、アイコンを表示させられるのも便利。ソフトの起動もお気に入りサイトへの移動も設定できます。
Everest's modular Numpad features 4 customizable display keys. Use them for any shortcut or macro you desire, with any icon of your choosing. What's your config? Reserve your Everest on Kickstarter: https://t.co/FGhVHH3Jv6#innovation#kickstarter#gamingpic.twitter.com/R5lmzv9YKh
— MountainGGlobal (@MountainGGlobal) 2020年3月5日
このように合体し、USB-Cで繋ぎます。
The modular Numpad features a slider mechanism that pushes the metal bolts and USB-C connector to either side of it, enabling easy switching between use on the right or left side of your keyboard. Did you ever wish you could have the Numpad on the other side of your keyboard? pic.twitter.com/glivpfBe4l
— MountainGGlobal (@MountainGGlobal) 2020年2月29日
メディアコントロールモジュールというディスプレイ付きダイヤルは、磁石によりキーボードの上辺のどこにでも付けられるという柔軟性です。音量も画面の明るさも、RGBライトの調節も、お絵描きソフトのブラシ変更や時計やストップウォッチ機能もあってとても優秀です。
Only 4 days now until Everest dials things up on Kickstarter :D#startups#kickstarter#gamingpic.twitter.com/R1Qq9Waogk
— MountainGGlobal (@MountainGGlobal) 2020年2月29日
CHERRY MXのキーは自由に付け替えが可能で、すべてリマップできて独自の入力設定ができます。それにN-Key Rollover機能で、同時押ししたキーすべてを認識できるとのこと。
Little less than a week to go until our Kickstarter launch! Get ready to hot-swap your keyboard ;)#startups#cherrymx#innovationpic.twitter.com/zOk2Y1y13S
— MountainGGlobal (@MountainGGlobal) 2020年2月26日
背面の高さはこうやって調節できます。
6 days left until Everest will rise and shine on Kickstarter :D#startups#kickstarter#gamingpic.twitter.com/RvorkfCa9O
— MountainGGlobal (@MountainGGlobal) 2020年2月27日
こんなに至れり尽くせりなキーボード、そうそうお目にかかれないんじゃないでしょうか?
キャンペーン中はかなりお買い得
KICKSTARTERではいくつかのプランがあり、フルセットだと199ユーロ(約2万3300円)、キーボードとCHERRY MX3色のうち、いずれかの組み合わせが99ユーロ(約1万1600円)、これにリストレストを付けたら124ユーロ(1万4500円)など、好みに応じて注文ができるようになっています。
執筆時は20日を残し、285人が692万円近い出資金を調達していました。目標金額は約234万円なので、期待のほどが伺えますね。
こんなキーボードが欲しかった
個人的な経験になりますが、そんなに使用頻度が高くないテンキーが右側にあると、マウスからキーボードへの妨げになると考え、左利き用キーボードを探したことがあったり、デザインの仕事もするのでダイヤルがあると便利だろうと思っていたり、そういったニーズにこれ一台で応えてくれるのが「Everest」だな、と思いました。
効率的な作業をしたいと考えている人なら、ポチるしかないですね。
Source: MountainGG, vimeo, KICKSTARTER via hackster.io, CHERRY MX, Twitter