ファーストルック:富士フイルム「X-T4」最高峰APS-Cミラーレスがさらに良くなった!

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ファーストルック:富士フイルム「X-T4」最高峰APS-Cミラーレスがさらに良くなった!
Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

国内外で盛り上がってますよ!

ギズ社内でも期待が高まっている「Fujifilm X-T4」、つい先日ハンズオンを公開しましたが、今回は米GizmodoのSam Rutherford氏によるファーストルックです。


最近の富士フイルムの動向を追っている方ならわかると思うのですが、同社は複数ミラーレスカメラのアップグレードを行なっています。それに伴い、人気なAPS-Cミラーレスの一つである「X-T3」も「FUJIFILM X-T4」という形で進化しました。

編集部注:米Gizmodoで今回テストしたモデルは生産前のもので、カメラのソフトウェアや画質は製品版では異なる場合があります。

アップデートの嵐

新しい「X-Pro3」がモダンなデジタル式レンジファインダーカメラで、「X100V」がコンデジであるなら、X-T4はオールラウンダーという位置付けになるでしょう。26.1MPのセンサーにX-Processor 4画像処理エンジンこそX-T3と同じですが、手ぶれ補正機構(IBIS)、一から設計されたほぼ無音のメカニカルシャッター、より大きなバッテリーなど、富士フイルムは新たなフラッグシップAPS-Cカメラにさまざまなアップグレードを施しました。

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X-T4バリアングルタッチスクリーン搭載で、180度回転させることができます。YouTuberに最適ですね。
Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

6.5段分の手ぶれ補正

X-T3にはなかったIBISの追加は特に大きな進化です。レンズの種類によっては6.5段分の補正を行なえ、富士フイルムによれば、X-T4に対応しているレンズ29種類のうち18種が6.5段、残りの11でも最低5段の補正を行なえるとのこと。

メカニカルシャッターで最大秒間15連写

新しいメカニカルシャッターについては、その静かさも驚きですが、最高で秒間15連写することができます。それだけでなく、電子シャッターを使えば秒間30連写も可能です。いずれにせよ、ウェディングフォトグラファーや、肝心の一瞬を撮るのに苦戦する方には実に良いニュースです。

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Image: Sam Rutherford/Gizmodo US
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Image: Sam Rutherford/Gizmodo US
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ポートのカバーを開けても開けたままにならないので、撮影のために押さえています。
Image: Sam Rutherford/Gizmodo US
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Image: Sam Rutherford/Gizmodo US
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富士フイルムがトラッキングアルゴリズムを刷新したおかげで、X-T4は顔トラッキングが改良されました。
Image: Sam Rutherford/Gizmodo US
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Image: Sam Rutherford/Gizmodo US
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Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

撮影可能枚数が多い

さらに、新たな2,200 mAhのバッテリーのおかげでエコモードなら600枚、ノーマルモードでも500枚の撮影に耐えることができます。これはX-T3の390枚から大きな進歩です。富士フイルムによれば、同社はX-T4のオートフォーカスアルゴリズムも刷新し、よりスムーズで素早くフォーカスするようになったそうです。

アップグレードはここで終わりません、ハイライトと陰影を細かく調節できるカメラ設定や、被写体に合わせたEVFの調節(「低照度優先モード」「解像度優先モード」「フレームレート優先モード」)、AWSにも「ホワイト優先/雰囲気優先」の2つのモードがあり、フイルム現像の一手法「銀残し」を再現する「ETERNAブリーチバイパス」という機能もあります。

動画性能

一方ビデオに関しては、X-T4は1080pなら240fpsまでのスローモーション撮影が可能になり、通常速度なら60fpsでDCI 4Kまで撮影可能です。また、1.29倍で全ての動画をクロップできるので、フレームレートに関わらず一貫した映像のサイズをキープできます(フレームレートによって、デフォルトのクロップ率が若干異なります)。唯一欠点があるとすれば、音声レベルのモニタリングをするためのヘッドホンジャックがないことですが、USB-C・3.5mmアダプターがついているので、大きな問題ではありません。

作例

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Sam Rutherford (Gizmodo)
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Sam Rutherford (Gizmodo)
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Sam Rutherford (Gizmodo)
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Sam Rutherford (Gizmodo)
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Sam Rutherford (Gizmodo)
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Sam Rutherford (Gizmodo)
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Sam Rutherford (Gizmodo)
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Sam Rutherford (Gizmodo)
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Sam Rutherford (Gizmodo)
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Sam Rutherford (Gizmodo)

グランドセントラル駅でX-T4を試して見ましたが、実に楽しかったです。いくつかのボタン配置や、届きやすく、かつ誤って押しにくくなったダイヤルの位置などをのぞくと、X-T4はX-T3とほぼ同じ触り心地です。ただ、少しグリップしづらいのと、富士フイルムがよく使う、短くて太いジョイスティックが競合機に比べてあまり良いと思わないのが残念です。

テストした日は天気が悪く、駅構内の照明は暗かったのですが、X-T4はレンガのディテールや天井の星座の壁画などの細かい部分まで捉えていました。

過去のモデルを振り返ってみると、X-T3はAPS-Cミラーレスでもベストの一つでしたが、新しいシャッターシステム、より長持ちするバッテリー、新しいIBIS対応など、X-T4の未来は明るいと感じました。

X-T4はブラックとシルバーの色から選択でき、1,700ドル(約18万円)で今年の春発売予定です。

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